2017年 06月 29日
ROYALEXカヌーの消滅、そして自分自身の体力の低下で今後の"カヌー生活”に支障をきたす可能性があり、軽くて性能が良いファルトカナディアンのBERGANS ALLYを検討している中、WILD-1に実艇が展示されているかも?って微かな期待を込めて行ってみたんだけど...当然ながら展示はなし(展示の情報は2014年のモノだもんなぁ...苦笑)。
ただ、その代わりにとても素敵なモノをゲットすることが出来た。それは...
Seattle Sports Frost Pack 25qt(1qt.=1.06L)
フネを見に行ってFrost Packを買って帰るのはこれで二度目。確か9年前にFeathercraftを買う前も名古屋のLACHICにあるA&Fで帆立仕様のFeathercraftを見学に行ってFrost Packを買って帰ったような記憶が...(苦笑)
我が家にはクーラーボックスが数え切れないぐらいあって、中でもCOLEMANはスチールベルトだけで4個(苦笑)。重くてしっかりした造りゆえに保冷力は抜群だけど、ほとんどキャンプなんてしない今の僕らにとっては、まさに無用の長物。今ではサンルームの窓際に置いて、ネコたちのお昼寝ベッドと化してしまっている。
それに比べて野遊びのたびに持ち出すのが、このSeattle Sports Frost Packで、カナディアンカヌーやシットオンなら25qt、シーカヤックなら12qtと19qtと遊びの目的に応じて使い分け、とても重宝している。
僕がSeattle SportsのFrost Packを使い始めたのは1980年代の後半。元々はカヌー&カヤックの防水バッグなどを作ってるメーカ−としてその名前を知ってて(確かA&FだかIWATANIのカタログに載って正式に日本に入って来たのは1990年前後だったかな?)、そのマジメな製品作りを信じて、確か当時はCOLEMANのハードクーラ−より高価な12qtサイズをREIから“個人輸入”で買ったのが最初。
以来、30年以上我が家のメインクーラ−バッグとして愛用している。
(最初のは今では廃盤になったオレンジの12qt.で、二代目がブルー、そして三代目がレッド...12qt.は3つ目)
Seattle Sportsの良さのひとつ目の特徴は軽さ。断熱材を充填したプラスチック製の箱を鉄板で巻いてあるCOLEMANが重いのは当然で、実際食料や飲み物を満載したSTEELBELTEDを1人で運ぶのはかなりの苦行(*たぶんともちゃんは持ち上げられない)けど、Frost Packのほとんど帆布製トートバッグと変わらない軽さは、野遊びの機動力を断然高めてくれる。
もうひとつの特徴はソフトクーラーゆえに変形させられること。Feathercraftのスキンカヤックはシートバックを倒すと、背中に積荷の収納スペースがあるんだけど、そこに押し込めるのはSeattle Sportsの12qtと25qtのみだし、カナディアンカヌーのボトムに置いた場合もハードクーラ−はフネをリーンさせる(傾ける)たびに固定してないと動くけど、Seattle Sportsならボトムにフィットして安定感が抜群だったり...実に使い勝手が良いのである。
Frost Packのバリエーションは12qt、19qt、25qt、40qtの4タイプ。
僕が従来から所有していたのは12qtと25qtの二種類だったけど、数年前に安曇野のA&Fで19qtサイズを買い足して3タイプになった。
今回はインシュレーションがヘタって保冷力が落ちてしまった25qt.のリプレイス。
25qt.は野遊びだけではなく、普段のお出かけでもその威力を発揮してくれてて、ARQで出掛ける時に行きはキンキンに冷えた飲み物を詰め込んでフィールドに向かい、帰りは空になったFrost Packに旅先で買った新鮮なお魚や野菜を入れて帰って来ることが出来て...まさに"クール宅急便"。旅先で生ものを遠慮なく買い込むことが出来るので、野遊びじゃないお出掛けでもARQのカーゴルームに積んで行くことが多い。(*VW T5 Californiaはキャビンに冷凍冷蔵庫を備えているので不要だけど)
既に30年以上Frost Packを使い続けているけど、買い換えたのは一度だけ。(長期間使い続けていても外観は全く破損したり穴が開いたりということはないものの、水遊びが多い我が家の野遊び環境ではインナーの断熱材の部分に内側から水が入って乾きが極端に悪くなってしまう)
ハンドルの付け根部分が強化されたり、ジッパーの種類がよりスムーズなものになるなど実用的な改良が加えられてはいるものの、最初に買ったモデルからほとんど仕様に変更がないことからも、このクーラーバッグがいかに完成された製品なのかを物語っている。
今回入手したのは昔懐かしい旧ロゴを配したワインレッドという珍しい色(WILD-1限定らしい)で、これまで愛用してきたグリーンと同じ25qt.ながら 、ややWDHが違って、Feathercraft KAHUNA & K-Lightのリブを通るギリギリのサイズ。
これがあれば、岬の向こう側のプライベートビーチでキンキンに冷えたビールがナンボでも飲めるぞ、と(笑)
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by papapaddleraki
| 2017-06-29 23:11
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