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Diary of PAPAPADDLER
by papapaddleraki
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2017年 11月 04日 ( 1 )
  • ま、いっか星人
    [ 2017-11 -04 10:56 ]
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2017年 11月 04日
ま、いっか星人
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ネコのちーちょが我が家にやってきたのが1998年夏のこと。
それまで僕らは犬派で、表情が良く読み取れないネコはあまり好きではなかったし、彼が我が家の庭で行き倒れた時、僕らはログハウスを新築する計画があって、まさか自分ち(しかも新築の家!)でネコを飼うことになるとは思っていなかった。

ちーちょが我が家で暮らし始めてから8年後の2006年、再び我が家のエントランスホールで1匹の子猫が行き倒れた。ちょうどその前日、南紀のホテルで見かけて子供たちが飼いたい♪って駄々をこねたイノシシの子供・うり坊と毛皮の色がそっくりだったこともあって「うり」と名付けたんだけど、家の外では他のネコを寄せ付けず、好戦的かつ獰猛なのに、家の中では物静かでまるで哲学者のように思慮深く、落ち着いたネコだったちーちょと比べ、うりは何をされても嫌がらず、お人好し(おネコよし)で、ちょっとおバカな愛すべきキャラ。
強くてカッコイイお兄ちゃんと、甘えん坊でちょっぴりおバカな妹という、そんな印象で、僕らは親しみを込めて、彼女を"ま、いっか星人"と呼んでいた。
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photo:ちーちょの向こうでおどけるうり

ちーちょが死んでうりだけになっても、彼女のキャラクターは変わらず、無理やりに抱っこしてベッドに連れて行くと、そのままフーってため息をついて僕の腕枕で朝まで寝てしまうような"ま、いっか!"的な鷹揚さもあり、小柄でシルクのように柔らかな手触りの毛皮であることもあって、我が家のアイドル的存在だった。

ところが、そんなうりが2014年の夏に人が変わった(ネコが変わった)ように変身する。
その理由は、もちろん、みかんとジローが同時にやって来たこと。子ネコたちと一緒に暮らし始めた途端、うりの円(つぶら)で穏やかな目が何となくキリッとした感じになって、ボスネコっぽい振る舞いを始めたのだ。
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無遠慮に近付いてくる子ネコたちをシャー!って威嚇したり、馴れ馴れしくすり寄ってくると、高速ネコパンチをお見舞いしたり...常に一番高い場所にどっかりと座って子ネコたちを見下ろし、子ネコたちを"統率"している感じすらある。
子ネコたちの前では決して僕らの膝に乗ることはなく、たまにこっそり抱っこするとゴロニャンって甘えてくるくせに、子ネコの気配がしただけで大慌てで下りようとする...とにかく子ネコたちの前では"大人のネコ"を演じようとしているようだ。
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子ネコたちもうりに対しては一目置いているようで、ジローは朝になるとうりの元に出向いて頭を下げ、おでこをペロペロ舐めてもらう”朝のご挨拶”を欠かさないし、比較的馴れ馴れしいみかんも、ひとたびうりが怒ると尻尾を丸めて物陰に隠れてしまう。
そしてただボスネコとして強さをアピールするだけではなく、時には子ネコたちを優しく抱き寄せて何十分も毛繕いをしてあげたり、おやつのちりめんを子ネコに分けてあげたりと、まるで母のような表情を見せる時もある。

正直なところ、うりにとって子ネコたちは僕らの愛情を奪われてしまう邪魔な存在のはずだし、僕らの目から見ても子ネコのせいで様々な面で迷惑しているように見えるけど、愚痴も言わず、体調も崩さず...やはり彼女はどんな環境にもうまく対応出来る”ま、いっか星人”なんだろうな。
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▲ by papapaddleraki | 2017-11-04 10:56 | -猫
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