2008年 04月 24日
カメラ運搬スタイル考
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野遊びに適したカメラ選び...時々訊ねられるんだけど、これはどんな野遊びか?どんな写真を撮るのか?どの程度のレベルの写真を望むのか?などなど様々な条件によって人それぞれである。
カヌーやシュノーケリングなど“水系”の場合は防水機能が重視されるだろうし、スナップなのか?ネイチャーフォトなのか?はたまた風景写真なのか?など目的に応じてレンズの画角や明るさなどが違ってくる。また、作品を撮りたいプロ志向の人は大判カメラやマニュアルでアレコレ画を作ることが出来る高級一眼レフ+高性能レンズが必要だったりする。
僕の場合、野遊びで一番良く使っているのがRICOH Caplio 500G wide。かつてFUJIにOEMされて「現場監督」として売られていたカメラである。本来は工事現場での記録や消防の現場検証に使われ、それゆえ現場における最低限の防水・防塵性能、ボディ全体に巻かれたラバープロテクターによって高い耐衝撃性を有しているのと、コンパクト機では数少ない28mm広角レンズを標準装備(ワイドコンバージョンを加えると22mm超広角としても使える)。僕のホームページの写真はほとんどがコレで撮影している。
写真を見ていただければ一目瞭然だけど、写りはイマイチ...というかイマニ(涙)。言い訳をさせてもらえば、このカメラはオートフォーカスで撮影モードはP(プログラム)とAUTOしかなく撮影者の写真知識やテクニックを発揮しようがない、要するに“誰が撮っても同じ画になる”カメラなのだ。でも、このカメラでなければ撮影はおろか持ち込みすら出来ないであろうシチュエーション(...カヌーやトレッキングはもちろん水面下5mの世界や吹雪の雪山もOK)が多いのは確かで、僕みたいな“なんちゃって”なら現場監督で充分かも?と作画の自由度や写真の美しさという点には大きく妥協を強いられつつ愛用している。
そんな僕だけど、やっぱり写真は思い通りに撮りたい!という気持ちもあって、最近、主に軽いハイキングやトレッキングには買ってちょうど一年目を迎えるRICOH GR Digitalを持ち出すことが多くなった。昨日の大洞山、先週の葦毛湿原の写真は、このGR Digitalで撮影したわけなんだけど、まずはレンズがまずまずなことと、露光とフォーカス両方でマニュアル撮影が可能なことがお気に入り。この辺のカメラ事情は去年今頃のLOGBOOKに書いたものを参照いただくとして、これらのカメラを野遊びのフィールドで使いこなすための運搬方法が↓こちら。 photo:左からOLYMPUS E-300、SANYO Xacti、RICOH GR-D
結構な頻度で撮影するのでバッグに収めたりするのではなく、一眼レフのE-300とCaplio 500Gはネックストラップと揺れ止めのスタビライザーストラップの併用で、(これをしないと歩くたびに鳩尾に細かなジャブが入って吐きそうになる)Xactiは落下防止コイルワイヤー&P.F.Dのポケット(P.F.Dを着用しない時はウェットスーツの胸元に入れる)、コンパクトなGR-Dはスリ傷防止のためのARTISAN&ARTIST 特注本革ボディケースを装着して胸ポケット...これが僕の野遊び写真スタイルである。
写真趣味の友人たちには『もうちょっとマシなカメラを使いなよ!』なんて言われることも多いけれど(涙)、野遊びを楽しむことに重きを置くか、それとも撮影が主目的なのかによって、それぞれにスタイルがあるにせよ、カメラを壊さないことに注意を払いすぎてあと一歩踏み込めないのは本末転倒だと思うし、どんなに高性能なカメラでもシャッターチャンスが生まれなければただの重い機械でしかないわけで...たとえ写りがイマイチでも軽く丈夫なカメラを使って、そのぶん一歩先へ進みたい!僕が一眼レフじゃない“なんちゃって”カメラを使うにもそれなりの理由があるのです。
カヌーやシュノーケリングなど“水系”の場合は防水機能が重視されるだろうし、スナップなのか?ネイチャーフォトなのか?はたまた風景写真なのか?など目的に応じてレンズの画角や明るさなどが違ってくる。また、作品を撮りたいプロ志向の人は大判カメラやマニュアルでアレコレ画を作ることが出来る高級一眼レフ+高性能レンズが必要だったりする。
僕の場合、野遊びで一番良く使っているのがRICOH Caplio 500G wide。かつてFUJIにOEMされて「現場監督」として売られていたカメラである。本来は工事現場での記録や消防の現場検証に使われ、それゆえ現場における最低限の防水・防塵性能、ボディ全体に巻かれたラバープロテクターによって高い耐衝撃性を有しているのと、コンパクト機では数少ない28mm広角レンズを標準装備(ワイドコンバージョンを加えると22mm超広角としても使える)。僕のホームページの写真はほとんどがコレで撮影している。
写真を見ていただければ一目瞭然だけど、写りはイマイチ...というかイマニ(涙)。言い訳をさせてもらえば、このカメラはオートフォーカスで撮影モードはP(プログラム)とAUTOしかなく撮影者の写真知識やテクニックを発揮しようがない、要するに“誰が撮っても同じ画になる”カメラなのだ。でも、このカメラでなければ撮影はおろか持ち込みすら出来ないであろうシチュエーション(...カヌーやトレッキングはもちろん水面下5mの世界や吹雪の雪山もOK)が多いのは確かで、僕みたいな“なんちゃって”なら現場監督で充分かも?と作画の自由度や写真の美しさという点には大きく妥協を強いられつつ愛用している。
そんな僕だけど、やっぱり写真は思い通りに撮りたい!という気持ちもあって、最近、主に軽いハイキングやトレッキングには買ってちょうど一年目を迎えるRICOH GR Digitalを持ち出すことが多くなった。昨日の大洞山、先週の葦毛湿原の写真は、このGR Digitalで撮影したわけなんだけど、まずはレンズがまずまずなことと、露光とフォーカス両方でマニュアル撮影が可能なことがお気に入り。この辺のカメラ事情は去年今頃のLOGBOOKに書いたものを参照いただくとして、これらのカメラを野遊びのフィールドで使いこなすための運搬方法が↓こちら。
結構な頻度で撮影するのでバッグに収めたりするのではなく、一眼レフのE-300とCaplio 500Gはネックストラップと揺れ止めのスタビライザーストラップの併用で、(これをしないと歩くたびに鳩尾に細かなジャブが入って吐きそうになる)Xactiは落下防止コイルワイヤー&P.F.Dのポケット(P.F.Dを着用しない時はウェットスーツの胸元に入れる)、コンパクトなGR-Dはスリ傷防止のためのARTISAN&ARTIST 特注本革ボディケースを装着して胸ポケット...これが僕の野遊び写真スタイルである。
写真趣味の友人たちには『もうちょっとマシなカメラを使いなよ!』なんて言われることも多いけれど(涙)、野遊びを楽しむことに重きを置くか、それとも撮影が主目的なのかによって、それぞれにスタイルがあるにせよ、カメラを壊さないことに注意を払いすぎてあと一歩踏み込めないのは本末転倒だと思うし、どんなに高性能なカメラでもシャッターチャンスが生まれなければただの重い機械でしかないわけで...たとえ写りがイマイチでも軽く丈夫なカメラを使って、そのぶん一歩先へ進みたい!僕が一眼レフじゃない“なんちゃって”カメラを使うにもそれなりの理由があるのです。
by papapaddleraki
| 2008-04-24 13:11
| -カメラ