2008年 02月 13日
earth ★★☆☆☆
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今朝の大雪のせいで大渋滞に巻き込まれた業者さんが我が家に辿り着けず(しかも屋根には5cmの雪!...苦笑)、ソ−ラ−パネルの工事は明日に順延になってしまった。雪国の人から見ればたった5cm(我が家で)ぽっちの積雪で交通がマヒする三重県ってどうなってるの?って疑問に思うだろうけど、スタッドレスタイヤの装着率や雪道運転の経験率がたぶん全国有数の低さを誇る三重県なので、雪が積もったが最後、街中がノロノロ運転になるのは致し方ないのである。
『今日はソーラーの工事ないのかぁ〜。じゃ、高見山に霧氷を観に行っとくぅ?』と言い出したのは、ともちゃん。
『へっ?』僕はまさに“鳩に豆鉄砲”状態(笑)
『冗談よ、冗談。今日は映画館のレディーズDAYだし、映画観に行きましょうよ。』
『ホッ!』
そんなわけで、AzuとMasaが友達を連れて帰って来る(Azuたちは、我が家で明日のバレンタインズDAYの手作りチョコ作り、Masaたちはギターを弾きにやってきた)のを待って、午後から近所のシネコンへ。
今日観るのは『銀色のシーズン』...ではなくて(笑)BBCのドキュメンタリー『EARTH』。
http://www.loveearth.com/jp/film/
平日昼下がりの情事...じゃなく昼下がりの映画館ってこと、そしてテーマがテーマなのでということでスクリーン6に座ってるのは8人。しかも子連れと僕らを含めた中高年ばかり。
映画の内容はというと...う〜ん、確かに映像は綺麗なんだけど、NHKのネイチャー系の番組とCATVのディスカバリ−チャンネルそのまんまって感じ、しかも吹き替えのナレーションが渡辺謙さんってことで、ますますNHKっぽさが鼻につくのだ。しかも、ライオンやチータの捕食シーンは捕らえる瞬間までで、その後は全てカットされてるあたりがちょっとねぇ...。
もちろん、ドキュメンタリーフィルムとしては良く出来ているとは思うけど、途中で既存の野生の生き物の映像を切り貼りしてナレーションで強引にストーリーに仕立ててることに気付いて、興醒めしてしまったのも事実。
そして極め付けは、映画の最後のメッセージ。
『地球温暖化によって北極の氷が融けてホッキョクグマが狩りが困難になり2030年までに絶滅するので、今からでも遅くないから温暖化防止のアクションを起こしましょう。』
確かにこの映画の主人公(?)はホッキョクグマだけど、温暖化によってこの映画に登場した多くの生き物が生息範囲を広げるってことも事実なわけで。
『温暖化によって私たち人間が暮らしにくくなるから、何とかしましょう。』
ってことなら理解出来るけれど...
もしかしたら、そこまで考えてもらうためにステレオタイプなモノの見方を提示した、メチャ皮肉っぽい映画だったりするのかなぁ、なんて感じた映画だった。
『今年、積雪するの何回目なんだろ?良く雪が積もるよなぁ...。』
『それは、アナタ、地球温暖化のせいよ。』
『確かに、ちょっと変だよなぁ。』
全く雪が降らなかった去年、確か雪が降らないのを地球温暖化のせいだって話したっけ。それにしてもこんな不確実な話で国や世界が右往左往するのって、どうもなぁ...僕は地球温暖化よりも地球混乱化の方が怖いような... photo:このシーンで僕らふたりだけが爆笑(笑)
『今日はソーラーの工事ないのかぁ〜。じゃ、高見山に霧氷を観に行っとくぅ?』と言い出したのは、ともちゃん。
『へっ?』僕はまさに“鳩に豆鉄砲”状態(笑)
『冗談よ、冗談。今日は映画館のレディーズDAYだし、映画観に行きましょうよ。』
『ホッ!』
そんなわけで、AzuとMasaが友達を連れて帰って来る(Azuたちは、我が家で明日のバレンタインズDAYの手作りチョコ作り、Masaたちはギターを弾きにやってきた)のを待って、午後から近所のシネコンへ。
今日観るのは『銀色のシーズン』...ではなくて(笑)BBCのドキュメンタリー『EARTH』。
http://www.loveearth.com/jp/film/
平日昼下がりの情事...じゃなく昼下がりの映画館ってこと、そしてテーマがテーマなのでということでスクリーン6に座ってるのは8人。しかも子連れと僕らを含めた中高年ばかり。
映画の内容はというと...う〜ん、確かに映像は綺麗なんだけど、NHKのネイチャー系の番組とCATVのディスカバリ−チャンネルそのまんまって感じ、しかも吹き替えのナレーションが渡辺謙さんってことで、ますますNHKっぽさが鼻につくのだ。しかも、ライオンやチータの捕食シーンは捕らえる瞬間までで、その後は全てカットされてるあたりがちょっとねぇ...。
もちろん、ドキュメンタリーフィルムとしては良く出来ているとは思うけど、途中で既存の野生の生き物の映像を切り貼りしてナレーションで強引にストーリーに仕立ててることに気付いて、興醒めしてしまったのも事実。
そして極め付けは、映画の最後のメッセージ。
『地球温暖化によって北極の氷が融けてホッキョクグマが狩りが困難になり2030年までに絶滅するので、今からでも遅くないから温暖化防止のアクションを起こしましょう。』
確かにこの映画の主人公(?)はホッキョクグマだけど、温暖化によってこの映画に登場した多くの生き物が生息範囲を広げるってことも事実なわけで。
『温暖化によって私たち人間が暮らしにくくなるから、何とかしましょう。』
ってことなら理解出来るけれど...
もしかしたら、そこまで考えてもらうためにステレオタイプなモノの見方を提示した、メチャ皮肉っぽい映画だったりするのかなぁ、なんて感じた映画だった。
『今年、積雪するの何回目なんだろ?良く雪が積もるよなぁ...。』
『それは、アナタ、地球温暖化のせいよ。』
『確かに、ちょっと変だよなぁ。』
全く雪が降らなかった去年、確か雪が降らないのを地球温暖化のせいだって話したっけ。それにしてもこんな不確実な話で国や世界が右往左往するのって、どうもなぁ...僕は地球温暖化よりも地球混乱化の方が怖いような...
by papapaddleraki
| 2008-02-13 18:11
| -映画