2004年 11月 18日
焚き付け
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そう言えば、焚き付けを作るなんてのは3年ぶりのことだ。
焚き付け、と聞いて“何じゃそれ?”な人も多いと思うので簡単に説明すると、焚き付けとはマッチの火を熱量の高い太い広葉樹の薪に燃え移らせるために補助的に燃やす細い薪のこと。主に杉や檜の建材の切れ端を太さ2~3cmに割ったもので、単に太い薪に火を移すだけではなくて、これを燃やすことで煙突を暖め、上昇気流を発生させる役割もあるのだ。但し、我が家のように冬になると150日間24時間焚き続ける場合は焚き付けはほとんど必要なくて、軽トラックに一杯ほどで3年間はもつ。“薪に貴賎はない”とは言えパッと燃えてすぐに燃え尽きてしまう針葉樹はやはり“前座”の薪。“リビングの飾り”として使ってる人はともかく、“暖房器具”として使う人には一時間に何度も薪を投入しなくてはいけない針葉樹は焚き付けとして使う以外にないのだ。(広葉樹の薪は夜寝る前にストーブ一杯に詰め込んでおくと朝まではもちろんお昼前まで種火として残っている。)
実は今年の春には焚き付けが尽きていて、我が家の“薪ストーブ奉行”であるともちゃんから早急に作るように言われてたんだけど、ある種楽しくて僕にしか出来ない広葉樹の薪作りに比べて、子供たちにでも出来る単純作業である焚き付け作りは決して楽しい作業ではない。薪ストーブに慣れれば慣れるほど、必要な焚き付けの量はどんどん減る傾向にあるようで、キャリア5年のべ700日以上も焚き続けてるともちゃんは庭に落ちてる木っ端だとか、子供たちが河原で拾って来た流木を折って焚き付けにしてたようだけど、今シーズンに入って、寒暖の差が激しく薪ストーブを焚く必要のない日も多いので、結構焚き付けが必要みたい。まるで餌の少ない森のカモシカみたいに広葉樹の薪の樹皮を剥いで焚き付けにしてたり、登山道の脇に落ちてる間伐された枝を欲しそうにしてるともちゃんの姿を見て(笑)、渋々焚き付け作りに取り掛かった次第だ。
今日、仕事を終えてからの一時間ほどで作った焚き付けは軽トラック0.5台ぶん。割ってないのがこの倍以上あるのでキャンプに持ち出したり携帯お風呂でも楽しむことをしなければ(笑)、また3~4年は使えるんだろうと思う。
薪ストーブを導入したいけど、薪の確保が心配でどうも踏み切れない人が多いらしいけど、もし住宅の形態が導入可能(一戸建てならどんな工法の家でも後付け可能)であれば、今すぐ導入することをオススメする。薪って買うと高いけど、実は世間一般の目で見れば“ただのゴミ”でしかなくて、ちょっと気配りをすれば置き場に困るほど集まるものなのだ。僕も始めの頃は特別に休日を薪狩りに充てたりしていたけど、今じゃもう完全に片手間。普段の目配りと少しばかりのマメさ、そして一年に2~3日の時間さえあれば5~6t程度なら驚くほど簡単に集めることができるものだから。
原木さえ確保しちゃえば、薪割りは一度に1t割ってもいいし、毎日少しづつのんびりやってもいいし、それはそれぞれのペースで。後は風通し&日当たりの良い場所に2年ほど放っておけば太陽と風が極上の薪を育ててくれるのだ。
お金はあんまり回ってはこないけど、“薪は天下の回りもの”...薪ストーブ歴5年、薪狩り歴6年ながら、決して要領が良いわけでも、いつも薪ストーブのことばかり考えてるわけでもない僕が言うのだから『間違いない!』(笑)
焚き付け、と聞いて“何じゃそれ?”な人も多いと思うので簡単に説明すると、焚き付けとはマッチの火を熱量の高い太い広葉樹の薪に燃え移らせるために補助的に燃やす細い薪のこと。主に杉や檜の建材の切れ端を太さ2~3cmに割ったもので、単に太い薪に火を移すだけではなくて、これを燃やすことで煙突を暖め、上昇気流を発生させる役割もあるのだ。但し、我が家のように冬になると150日間24時間焚き続ける場合は焚き付けはほとんど必要なくて、軽トラックに一杯ほどで3年間はもつ。“薪に貴賎はない”とは言えパッと燃えてすぐに燃え尽きてしまう針葉樹はやはり“前座”の薪。“リビングの飾り”として使ってる人はともかく、“暖房器具”として使う人には一時間に何度も薪を投入しなくてはいけない針葉樹は焚き付けとして使う以外にないのだ。(広葉樹の薪は夜寝る前にストーブ一杯に詰め込んでおくと朝まではもちろんお昼前まで種火として残っている。)
実は今年の春には焚き付けが尽きていて、我が家の“薪ストーブ奉行”であるともちゃんから早急に作るように言われてたんだけど、ある種楽しくて僕にしか出来ない広葉樹の薪作りに比べて、子供たちにでも出来る単純作業である焚き付け作りは決して楽しい作業ではない。薪ストーブに慣れれば慣れるほど、必要な焚き付けの量はどんどん減る傾向にあるようで、キャリア5年のべ700日以上も焚き続けてるともちゃんは庭に落ちてる木っ端だとか、子供たちが河原で拾って来た流木を折って焚き付けにしてたようだけど、今シーズンに入って、寒暖の差が激しく薪ストーブを焚く必要のない日も多いので、結構焚き付けが必要みたい。まるで餌の少ない森のカモシカみたいに広葉樹の薪の樹皮を剥いで焚き付けにしてたり、登山道の脇に落ちてる間伐された枝を欲しそうにしてるともちゃんの姿を見て(笑)、渋々焚き付け作りに取り掛かった次第だ。
今日、仕事を終えてからの一時間ほどで作った焚き付けは軽トラック0.5台ぶん。割ってないのがこの倍以上あるのでキャンプに持ち出したり携帯お風呂でも楽しむことをしなければ(笑)、また3~4年は使えるんだろうと思う。
薪ストーブを導入したいけど、薪の確保が心配でどうも踏み切れない人が多いらしいけど、もし住宅の形態が導入可能(一戸建てならどんな工法の家でも後付け可能)であれば、今すぐ導入することをオススメする。薪って買うと高いけど、実は世間一般の目で見れば“ただのゴミ”でしかなくて、ちょっと気配りをすれば置き場に困るほど集まるものなのだ。僕も始めの頃は特別に休日を薪狩りに充てたりしていたけど、今じゃもう完全に片手間。普段の目配りと少しばかりのマメさ、そして一年に2~3日の時間さえあれば5~6t程度なら驚くほど簡単に集めることができるものだから。
原木さえ確保しちゃえば、薪割りは一度に1t割ってもいいし、毎日少しづつのんびりやってもいいし、それはそれぞれのペースで。後は風通し&日当たりの良い場所に2年ほど放っておけば太陽と風が極上の薪を育ててくれるのだ。
お金はあんまり回ってはこないけど、“薪は天下の回りもの”...薪ストーブ歴5年、薪狩り歴6年ながら、決して要領が良いわけでも、いつも薪ストーブのことばかり考えてるわけでもない僕が言うのだから『間違いない!』(笑)
by papapaddleraki
| 2004-11-18 16:48
| -薪ストーブ