2017年 12月 02日
チクチク
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一週間のうちで6日着ていて最初のオリーブ色は四半世紀前(たぶん)に博多のL.L.Beanで買ったもので、ベージュは同じく15年前にさかいやで買ったWoolly Pully社製のもの、7年前に買った分厚いのはNATO軍に納入をしている英国Commando Knitwear社の国定公園警備隊(パークレンジャー)に納入されているモデル、そして数年前に再びL.L.Beanのファイナルセールで買ったグリーン...と4着のコマンドセーターを取っ替え引っ替え着ている。
100%ヴァージンウールでゴム編みされ、肩と肘をナイロン生地や皮革のパッチで補強されたこのセーターは少し細めの作り。そのおかげで体によくフィットし、厚手の上着を着るのに適しているのにとても暖か!加えて袖口は寒風の侵入を防ぎ、好みの長さに調節出来るターンブルカフスなので腕の短い僕でも調整して着ることができるし...二十数年間、冬にはいずれかをほぼ毎日着ていることからも僕の大のお気に入りである。
ただお気に入りのコマンドセーターだけど、ひとつだけ弱点が。
それは肘のパッチ。皮革製のパークレンジャーは丈夫だけど、その他のものは全てナイロン製で、実に摩擦に弱く、数年で破れてしまうのだ。
基本的に破れてたって気にしないタイプだけど、鏡に写すとそれでなくても冴えない中年オトコがズタボロを着ていると哀れな雰囲気が漂うので、今夜はナイロン製の肘当てを剥がして、皮革製の肘当て(パッチ)に交換してみた。
テーブルに置いたガムテープに肘をついてパッチを縫い付ける位置を決め、マチ針で仮留めして、針穴に沿ってパッチに似た色の糸でブランケットステッチでチクチク。
ホント久しぶりの裁縫作業。
当然ながら慣れない作業ゆえに下手っぴだけど、それが逆に素朴な雰囲気でいい感じです。
by papapaddleraki
| 2017-12-02 21:09
| -日常