2017年 10月 23日
The Battle against Typhoon 21st "LAN"
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昨日の朝、様々な台風情報によればどうやら台風の西側に入りそうだと判断し、台風対策に取り掛かる。
紀伊半島の場合、台風が西側を通るか東側を通るかで影響に大きな差が出るんだけど、今回の台風は台風接近前に秋雨前線の雨がどっさり降るけど、台風が接近するまでは伊良湖から志摩半島でとてつもない風が吹くものの、紀伊山地〜鈴鹿山脈に守られる形で伊勢湾岸は台風独特の南寄りの風は吹かず、最接近と同時に雨が止んで代わりに北〜西寄りの風が吹くパターン。
我が家は標高36mの高台にあって、しかも崖からは遠いので浸水被害や土砂災害の心配はないので、もし被害が出るとすれば強風と強風による飛散物によるものということで、主に強風対策だ。
ガレージガーデンの台風対策は幅1.8mのパーゴラテラスに雨が降り込み始めたのが合図なんだけど、昨日は昼休みに選挙の投票に行かなければならないので、前倒しで朝の出勤前に。
レインコート&ORソンブレロを身につけて雨樋の詰まりをチェックして、立ち木をロープで結び、薪棚をロープで補強し、テーブルやチェアをガレージに収め、ハンギングを下ろし、プランターを壁際に寄せたりサンルームの中へ入れたりして、最後にシャッター+雨戸を閉め、インナーレインシェードでサンルームの雨漏り対策。
暴風で吹っ飛ぶとしたらポリカの屋根材だろうな...自分で作った建物ってのは、プロの仕事と比べて出来や強度はイマイチな反面、どこが弱くてどう直せば良いかを全て把握できるのが強みだ。
仕事を終えて帰宅してからは板戸作り。
我が家で唯一軒が浅く、風雨がダイレクトに吹き付けるのがロフトドーマー窓。
今回の台風は最接近後にかなり強い吹き返しの北西風が入りそうなので、暗くなる前にこの家を建てて以来2度目の板戸を取り付けてみた。
板戸といっても75cm角にカットした合板を4枚作って直接窓枠にビス留めしただけなんだけど、このシンプルなやり方が一番確実でしかも強いし、板戸のまま窓の開閉も可能なのだ(苦笑)
ちなみに我が家の窓は全て木製でペアガラスゆえに枠に幅と厚みがあるのでビス打ち放題だし、くるりと裏返しに出来る構造になっているので、屋根に上らずに家の中から取り外し可能。
そして迎えた台風接近の時間帯。
夕方から台風によって刺激された秋雨前線が活発化。16:00頃から時間雨量30mm程度の激しい雨が夜半まで降り続く。ただ僕の予想通り、台風最接近の0:00まではほとんど風は吹かず、雨が小降りになった1:00前後から突如北寄りの風が吹き始めた。家を揺らすような突風はないものの、アベレージ20m/s程度の風が北から西へと風向を変えながら朝まで...で避難指示解除の放送で目を覚まし、コレ、書いてます(笑)。
ただ、ドーマー窓の下にどこかのお宅から飛んで来た瓦の破片が落ちてて板戸に小さな傷が出来ていたので、"板戸作戦"は大成功!!
台風の襲来はとても迷惑だけど、台風の特徴を予測し、考えうる限りの対策をとって、そしてその予測や対策がこうしてズバリ的中すると...ちょっと嬉しかったり(苦笑)
by papapaddleraki
| 2017-10-23 05:11
| -ログハウス