2017年 01月 16日
ログハウスと薪ストーブと留守番ネコたち
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Netatmoウェザーステーションの導入後、初めての一泊旅行。
旅先から外気温と雨量、湿度、風速だけでなく自宅内の室温、騒音レベル、CO2濃度をモニター出来るようになったので"ネコたちが走り回ってるな〜"とか"みんな寝てるみたいだ"とかが判って、安心して旅が出来る...って思ってたけど、逆にリアルタイムで判るからこそ"ネコたちは寒がってるだろうな〜"とか、"寂しがってるだろうな〜"とか心配になって、早く帰って部屋を暖めてあげなくっちゃ!って思ってしまって逆効果のようだ(笑)。 Graph:14〜15日の外気温(上)と室温(下)の変化
Graph:騒音レベル(上)とCO2濃度(下)の変化
NETATMOウェザーステーションのデータを確認して、改めて気付くポイントが3つ。
ひとつ目は薪ストーブ+ログハウスの温度変化の独特さ。
土曜日の9:00に家を出てから昼過ぎまで室温が上がり続け、その後、帰宅する日曜の朝まで外気温の急激で複雑な変化に全く影響を受けずに緩やかに下がっていって、その後、帰宅するまでの12時間は12℃から11.5℃の間でほぼ一定の温度を保っている。
注目すべきは温度変化の緩やかさと、外気温が12時間にわたって氷点下なのに部屋の中は11.5℃という“底”があること。
カーテンも家中のドアも開けっ放し(ネコたちが外を眺めようとして登るので...苦笑)にもかかわらず、36時間経過時にこの室温を保っているのは、かなりログハウスっぽい特徴なんじゃないのかな?って思う。
そして、逆に帰宅後薪ストーブに火を入れて全開で燃焼しているのに、翌朝まで12時間以上22℃以上に上がらない“天井”があること。これは通常だと薪ストーブに薪を投入して二次燃焼が始まると28℃まで一気に上昇するのとは明らかに違う温度変化で...この温度の“底”と“天井”は、ある意味で「冷えにくく温まりにくい」ログハウスの蓄熱性の高さを示すデータのひとつでもあるように思う。
2つ目のポイントは騒音レベルのデータから、ネコたちが僕らが居る時と同じく、深夜0時過ぎに眠って朝7時前に起床しているらしいということ。
騒音レベルのグラフの小さな突起はネコたちがNETATMOステーション(親機)の前を歩き回る音だと思うんだけど、深夜になると彼らは僕らが居ても居なくても普段通りの生活リズムを守って暮らしているようだ。
3つ目はCO2濃度のデータによれば薪ストーブが燃焼されている間はどんどんCO2濃度が下がるってこと。それはきっと薪ストーブが燃焼するために室内の空気を吸気して、煙突から排気することで換気が行われている証拠でもあり、36時間後に帰宅してサンルームとリビングの間の扉を開けるまでごく緩やかにCO2濃度が上昇し続けるのとは対照的な感じだ。
ただCO2濃度が上昇してると言っても最高で430ppmと、緑が多い深い森の中と同程度なんだけど、薪を運ぶためにサンルームとリビングの間の引き戸を開けるだけで、一気に換気が行なわれていることが見て取れる。
植物を避寒させてコンサバトリーになってるサンルームは昼間に光合成が盛んに行われることで、CO2濃度が一般的な大気中濃度よりも極端に低く、酸素が多いフレッシュな空気になっているということなのかもしれない。
旅から帰宅して薪ストーブに火を入れると、ネコたちがリビングに大集合。すぐにハースラグの上にゴロンと寝転がってスヤスヤ。身体が暖まったら、ソファで寛いでるかーちゃんの膝に乗っかってまたもやスヤスヤ。
やっぱりネコは“寝子”なんだな。
やっぱりネコは“寝子”なんだな。
by papapaddleraki
| 2017-01-16 21:06
| -猫