2017年 01月 08日
六原張子
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ムスメが就職する会社のFacebookで見つけたともちゃんが猛烈に欲しがってた酉年の起き上がり小法師(特にタコをかぶってる方...笑)をスタートに、初詣で訪れた神宮・おかげ横丁で手に入れた"四六かえる"、そして一昨日までの"お上りさんツアー”の際に自由が丘の雑貨屋さんで買ってきたメジロちゃん...ごく短い間に一気に六原張子のオブジェが4個も増えたのだ。
六原張子は岩手、起き上がり小法師は福島とそれぞれ別の場所で古くから伝わる民芸品なんだけど、この起き上がり小法師が作られるようになったのは、実は2011年。東日本大震災の後、六原張子の職人さんが「何とかこの苦しい状況から起き上がれるように」という願いを込めて岩手の和紙を使って、この福島の民芸品を作り始めたらしい。
実際にこの起き上がり小法師はほとんどの場合、倒してもすぐに起き上がるんだけど、ごく稀に倒れたままになることがあって...ちょっとそれマズくない?って思って調べてみると...
「たまには起き上がらない場合もありますが、手を添えて助けてあげれば起き上がります」
自らの力で起き上がろうとはするけど、時には人の助けが必要になることがあるってのが震災復興と重なってとても奥深いよなぁって感心する。
僕は全然知らなかったんだけど、東京ではどこの雑貨屋さんに行ってもこれが目立つ場所にディスプレイされてたらしく、どうやら都会では今年密かにブレークしているらしくて...。
ホント、田舎暮らしをしていると流行や新製品にどんどん疎くなって、気が付けば浦島太郎状態になってることが多くて...もう若くないんだから、そんなに流行に敏感である必要はないんだろうけど、ご隠居さんというか、世捨て人になったような気分でちょっぴり寂しいのも事実です。
by papapaddleraki
| 2017-01-08 21:08
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