2016年 12月 18日
Home Dam 1010
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【12/14】
注水を開始した夜のこと。
デッキの上のウッディタンク350Lのドレインを開けたままにしていたら、デッキ下のホームローリー500の上部の蓋からチョロチョロと水が溢れていることに気づいたので、蓋の内側に防水パッキンを仕込んで再び蓋を閉めて眠りについた。すると...
夜中に寝ていたらボムッ!って大きな音が響いて、蓋が吹っ飛んでいた!!
ホームローリ−500が満水になるとウッディタンクから流れ出る水はチョロチョロなのでまさかそんな水圧が掛かるとは思っていなくてビックリ。幸いホームローリー500の躯体は柔軟性があって破損することはなかったけれど、ウッディタンクの満水時の高さ(底面から180cm)でオーバーフロー用の開口部を設けるか、満水になったらウッディタンクのドレインを閉じる必要がありそう。
【12/16】
ホームローリー500が満水になってもデッキ上のウッディタンク350Lからの給水が止まらず、タンクを変形させながら圧力が高まって、ついにはフタがボムッと吹っ飛ぶ...学生時代から数学が苦手だったゆえに水圧の計算が間違ってたようなので、夜中にボムッ!対策を講じることに。
ホームセンターを歩き回って発想が貧困な文系アタマを無理やりひねってアイデアを練った末、辿り着いた答えを昼休みに実行...浮き玉を使った呼び径20A止水弁を仕込んで500Lぴったりで給水が止まるように改造を施す。
これで上面やフタに掛かる水圧はゼロになるので、ポンプの高さを自由に設定できるメリットも。
あとは底部の排水ドレインをキャップから開閉式に、ここから時々水を抜くことで沈殿物のクリーニングが出来るということで。
【12/17】
仕事から帰って来たら、予定より早く手押しポンプが到着してた!
今回はAmazonで¥15,000ちょいだったけど、希望小売価格は¥56,000オーバーの製品だけに重くてしっかりした作り。
早速、ホームダム1010(*本日、我が家の雨水タンクシステムをこう名付けることに。1010は総貯水量1010Lの意味)の中にフート弁を仕込んだVP30塩ビパイプをセットして、コアドリルでデッキに38mmφの穴を抜いてデッキ上へ配管を済まる。
井戸は垂直に立ち上げるのが基本らしいし、見た目を左右する部分なので、穴開け位置を決めるのにキンチョーしたけど、1mの高さで誤差0.2mmで垂直に立ち上がってホッとひと安心。
慣れた人ならどうってことがない工程も、不器用な文系シロウトの僕には創意工夫と苦労の連続。ひとつ一つ出来上がるたびに『おおっ!出来たぁ〜!ほら見て!見て!』と、ともちゃんを呼びつけて説明して...夕食準備に忙しい主婦は明らかに迷惑げ(^-^)
【12/18】
今日も仕事なので早起きしてポンプ台を製作。
ポンプ台について考え始めると、次から次へとアイデアが湧いてきてキリがないので、完成形は今後じっくり考えるとして、とりあえずは昔々やっつけ仕事で2x2と1x4を使って作った作業台を改造して台を作ってみる。
ウッドデッキから立ち上がったVP30塩ビ管の芯を出し、取説に付属してた型紙に合わせて作業台にソケット用に80mmΦの穴を開け、120mmスパンで固定ボルト用の穴を4ヶ所ドリルで開けてポンプ本体を仮置きして配管の長さをチェック。
昼休みにVATONで塗装を済ませ、定位置に置いてポンプと配管を繋いで、ようやくポンプアップのテスト。
呼び水をポンプに注ぎ、ガチャポンガチャポン...おおっ!出た出た!パイプが短いので動きも軽く、毎分35〜45Lぐらいは汲み上げられるみたい。
ポンプ台はとにかく“やっつけ仕事”でテキトーに作った作業台の転用なので見た目も機能性もイマイチ(涙)。まだ仮置き状態だけど、ちゃんとした台のアイデアがまとまったら手すりやデッキの床に固定すればガタつきもなくなって、さらに使いやすくなるはず。
あとは雨が降って、満水時に自動止水弁がちゃんと働くのを確認したら完成だ。(やっつけ仕事のポンプ台だけど、水の出口にバケツやジョーロを置いて水が汲めるし、台の下に呼び水入れも置けるし、これはこれで悪くない気も...。)
文系...しかも外語系の僕にとって、井戸だのポンプだのに触れるのは初めて。ましてや自分で施工するなんて人生最初で最後だろうし。
ポンプの“呼”は呼び径のことで、”呼”が32は1 1/4とも呼ばれて、塩ビ管がVP30で、バルブソケットは“呼”32に対して30Aのオスが合うようで、フート弁なるものが必要で...ほとんどアラビア語か数III-Cの世界(笑)
塩ビの給水管の規格やパーツの名称、施工方法などなど、全てが勉強。でも建築でもクルマのホイール選びでも電気工事でも...新しいことにチャレンジすることがワクワクするうちはまだ知識を吸収する余地があるってことなんだから大丈夫。イヤイヤやってた学校の勉強とは違って、あっという間に覚えて専門家と専門用語を交えて話せるぐらいになるんだよな。
またひとつ賢くなったとか成長したなぁって実感...これぞ生きるヨロコビ。
by papapaddleraki
| 2016-12-18 09:43
| -ログハウス