2015年 06月 20日
ネコ嫌いだった僕らに。
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『ネコってさ、何考えてるかワカンナイし。』
『あの細くなった目が怖いよね。』
僕らは犬派というよりも、猫嫌い派だったのだ。
が、しかし...何故かうちの庭でネコが行き倒れる(苦笑)。ちーちょもうりもジローも...みかんはウチじゃないけど、ムスコが暮らしてた漕艇部の庭で...今回我が家のやって来てるうなぎみたいに元気な状態だったら、僕らは絶対にエサを与えたり可愛がったりしないのだけど、死にそうな子ネコを放置出来るほど、僕らは心が強くないのだ(苦笑)。
どうしてネコ嫌いの家を選んで行き倒れるのか?もしネコの言葉が話せるようになったら、真っ先に尋ねてみたいぐらいだけど、偶然にせよ、彼らの意志だったにせよ、とにかく我が家の敷地はネコの行き倒れ多発地帯なのである。
【ネコたちが我が家にやって来た経緯】
ちーちょ(1998.7)/うり(2006.7)/みかん(2014.5)/ジロー(2014.8)
そんなわけで、縁あってこれまでに飼ったネコはちーちょ♂、うり♀、みかん♀、ジロー♂の4匹。
あんなに表情が読めなくて、みんな同じに見えて、正直苦手だったネコだけど、実際に一緒に暮らしてみて感じるのは、その個性の豊かさ。
もちろん、イヌだってハムスターだってヘビだって...どんな動物だって常に一緒に過ごしていれば同じような感覚を覚えるのかもしれないけど、とにかくネコは一匹一匹個性的だ。
基本的に我が家はスーパー最安値のドライフード・ユニチャーム「猫元気」を与えてて、たまに缶詰のレアなキャットフードを戴いたりしても全く興味を示さず、まさに“猫またぎ”状態。それぞれの個性が際立つのは“主食”のドライフードではなく、“おやつ”の方。それぞれの猫の好むおやつを比べてみると、ちーちょはイカ、うりとみかんはちりめん、ジローは小魚入り鰹節と好みが全く違う。
【寝場所】
ちーちょは布団の上で僕の開いた足の付け根...要するに股間に顎を載せてうつ伏せで眠ることが多かったし、うりはベッドサイドの棚の上に置いたダンボール箱、みかんはほとんどの場合布団の中に入ってともちゃんか僕の腕枕で、そしてジローは特に場所を決めずその日一番快適な場所で眠る。
【愛情表現】
ちーちょは僕らの帰りを玄関マットに正座して待ち、帰ると僕らの足の間を8の字にグルグル回りながらスリスリと身体を擦り付けて来たし、うりも同様に待って僕らが座るのを待って膝に飛び乗って来る。みかんはひたすらペロペロ舐めてくるし、ジローは僕らの目の前でゴロンと寝転んでお腹を見せて愛情を表現。
みかんとジローはTVの画面に反応するけど、ちーちょとうりは無関心。
みかんは脚が濡れても平気でバスルームに入って来るけど、他の子は絶対に入らない。
うりとみかんは抱っこされるのが好きだけど、ちーちょとジローは抱っこが苦手。
ホント、同じ動物だとは思えないぐらいに、好みや行動パターンが違う...それなのにみんな仲良しで、少しだけ年長のうりも含め、3匹で追いかけっこしたり、取っ組み合いをしたり、一緒にくっついて寝たり、お互いを舐め合ったり...ネコを飼うってことは、やっぱり面倒だし、家はキズだらけになっちゃうけれど、もし、今、我が家にネコが居なかったら?
きっと何とも味気ない暮らしになってたんだろうな、きっと。
by papapaddleraki
| 2015-06-20 20:05
| -猫