2015年 03月 27日
66.グランドカバー、その後
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去年の11/5に植付けが完了したロンギカウリスタイム(僕らはロンギと呼んでる)。
最初は子供の頃から憧れてた芝生を植えるつもりだったんだけど、芝生ってゴルフ場のグリーンのイメージ..."生き物の気配"があまり感じられないし、我が家のラフな庭によく手入れされた美しい芝生は似合わない気がして、雑草っぽく見えるロンギカウリスタイムを選んだのだ。
ロンギカウリスタイムはタイム類(シソ科イブキジャコウソウ属)の一種で、主にヨーロッパ南部の地中海西部沿岸地域(乾燥する土地だ)海岸部の標高600m付近から内陸寄りの標高1600m付近までの山腹のゆるい傾斜地に自生する匍匐性(クリーピング)のタイム。
花期以外は高さ3cmほどで這うように四方に枝を伸ばして成長し、5月の花期には花穂を高さ5cmほどに伸ばし茎の先に淡いピンク色のボンボンのように小花を付ける。
強健で生育は旺盛、夏場の暑さにも比較的強く、冬も枯れることがない常緑で、背丈が高くならないクリーピングタイプということでグランドカバーに使われることが多い。
今年の冬は氷点下の日も何度かあったけど、ロンギはひと株も寒さにやられることなく冬越しし、今月に入って暖かい日が続くようになると、少しづつ成長を始めた!
まだまだ朝晩は真冬並みに冷えることもあって、成長のスピードは遅いのだけれど、それでも日に日に緑の部分が広がっていることを実感出来て...毎日ロンギを優しく撫でて『がんばれ〜!大きくなれ〜!』と声に出して励ますのが、僕の日課になっている。
『そんなに励まさなくても、6月ぐらいになったら増えすぎて困るぐらいに伸びるわよ。』
ともちゃんはそう言って笑うし、実際にロンギカウリスタイムを検索すると生育させる方法よりも駆除する方法の方が多くヒットするぐらいなんだけど...毎朝出勤前にロンギの生育を確かめながらヨシヨシナデナデするのは、今の僕の希望(笑)。
by papapaddleraki
| 2015-03-27 19:37
| -ガレージ&ガーデン