2014年 11月 09日
47.シンボルツリー植付け
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6月に蓼科でお勉強し、8月の終わりに植木屋さんを下見して、先月初めに衝動買いしたシマトネリコとヤマボウシが一昨日の夕方に届いた。
実は先月にお届けの知らせを頂いてたんだけど、台風と秋雨で枕木の埋設工事が遅れ、植木屋さんに待ってもらってたのだ。
昨日の夕方、日暮れギリギリに植木屋さんの大将が登場。植付けの場所を尋ねられたので、大将のオススメの場所を尋ね返すと...ともちゃんと僕の希望通りの場所!(笑)
『エエ家やな、エエ家やな。』を連発しながら、手際良くユニックでシマトネリコとヤマボウシを下ろし、穴を掘って堆肥を混ぜ、木を立てて向きを確認。
『ワシはこの向きがエエと思うけど、奥さんの言わんす通りにしますでな。』
いえいえ、大将のエエと思う向きが僕らもエエと思います(笑)
大将の手際良い作業を仁王立ちで見つめるともちゃん。しかも仕事の邪魔になるんちゃうか?ってぐらいに質問攻めしながら(笑)。でも大将はイヤな顔ひとつせず、手を動かしながらともちゃんの質問にひとつひとつ丁寧の答えて下さって、『こんなに明るい奥さんやと、ワシも張り合いエエわ。』『こやって何でも訊かんす熱心な人は植木を枯らさへんのさな。』。...と。大将もおしゃべり好き(苦笑)
植付けが終了すると、まだ話し足りないともちゃん(大将も?...笑)は、帰ろうとする大将を無理矢理引き止めて、リビングに招いて、お茶しながら30分以上ガーデニング談義♪
その会話の中で、大将の口から何度も出たのが“アオダモ”という言葉。
『旦那さんとこの庭、絶対にアオダモが似合うんやて。あっこ(あそこ)に植えたらエエよ、絶対。』
“あっこ”とは僕が全くノーマーク...木を植えるなんて思いもしなかった場所なんだけど、そこにアオダモが立つ姿を想像したら、そこになくてはならない気がして来て...ってなわけで、昨日は昼食抜きで植木屋さんにアオダモ見学。
おおっ、やっぱり大将のオススメだけあって、枝ぶり、木肌ともに僕の好みにバッチグゥやん(苦笑)
ただ、同じモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹なのに、そこそこの大きさが4桁で買えるシマトネリコと違って大きくて姿の良いものは10万円以上と非常に高価。最初に良いなって思ったアオダモは樹高6mの大型で我が家には大き過ぎるし、高価過ぎるので小さいけれど立ち姿に“素質”を感じる子(美しく育つことに期待を込めて、若い女の子に『女優にならない?』なんて声を掛けるスカウトマンの気分♪...笑)をチョイス...おっと、今日は見に来ただけのはずなのに(爆)
いつもの女性スタッフがすぐに大将に連絡を取ってくれたので、電話を代わると...『昼からの仕事が早ぅ終わったら、昨日ぐらいの時間に届けたるわ!』とのこと。
約束通り夕暮れ直前にアオダモちゃんをユニックに載っけて登場した大将、またまた手際良くアオダモを植え付け。
『ホントはね、あの道ばたの大っきいのが欲しかったんやけどね。アオダモって高いんですねぇ。ビックリしました。』
『確かにシマトネリコに比べたら値ぇが高いですさかいな。そやけど、この木かて小っそう見えるけど40年以上なんやで。ほんでも、旦那さん、見る目あるわ。「本株立ち」でなかなかこんだけのは他にないでな。』
アオダモが植え付けられた僕が思いもつかなかった場所ってのはウッドデッキの2ndステップの際...春になると青葉が繁ってウッドデッキに木陰を作ってくれるし、ログハウスのキッチンからも、道路からも、ネコ小屋からも美しく映える位置だ。
アオダモは同じ仲間のシマトネリコに比べて極端に生長が遅い木なので、ここに植えても駐車の邪魔になることはなさそうだし...まさに大将の仰る通り、ここにアオダモを配することで、樹木が横一列で奥行感に欠ける庭が一気に立体的に見える絶妙のポジションだ。
昨夜も作業終了後、我が家のリビングでチョコケーキを食べながら大将とお庭談義...だけでなく、会社経営や社会情勢にまで話が及んで、一時間近く楽しいお喋り。庭木の先生でもあり、人生の先輩でもあるけれど、世代を超えて驚くほどに価値観が似ている大将と僕...エエ人と知り合うことが出来ました♪
by papapaddleraki
| 2014-11-09 11:09
| -ガレージ&ガーデン