2014年 10月 09日
ようこそジロー♪ :-)
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それは、夜中にフラフラ歩いてても補導されないとか、期末テストがないとか、(全部じゃないのはもちろんだけど)一部自分の欲しいモノを衝動買い出来るとか...大人になって良かったことってイロイロあるけれど、やっぱり何と言っても一番なのは「自分の判断でネコを拾えること」に尽きるのではないか?ってこと。
泊まりがけのお出掛けに制限を受けたり、医療費がトンデモない金額になったり、カーテンや網戸がズタズタになったりと、ネコを飼うことで甘受しなくちゃいけないリスクは多々あれど、そんなリスクを全て自分で負う覚悟さえあれば、誰に何を言われようとも自分の心に正直に生きることが出来ることこそ、大人になるヨロコビなんじゃないのか...僕ら夫婦の共通した認識なのだ。
もちろん、大人にも“オトナの事情”ってものがあって、少年少女の時のような直情的で純真無垢な気持ちは少なからず失われてしまうのが世の常ではあるけれど、シワシワだったりブヨブヨだったりハゲちゃびんになってしまう見た目同様に心や価値観が変化し続ける中で、出来れば忘れたくないもの、失いたくないものを心のどこかに...それが自分だけではなく、生涯の伴侶である妻だったり夫だったりと同じ価値観を共有出来るとしたら、それは何物にも代え難い幸福なのではないか?(たとえ他の誰か全員に全否定されたとしても)なんて思うのだ。
お泊まりで上京する12時間前にジローをレスキューしたことや、可能な限りキチンとお医者さまに診てもらいたいと思ったこと、そして2ヶ月間ずっと外ネコとしてジローと付き合う中で、厳しい冬を迎える前に薪ストーブでポカポカな我が家に3匹目の愛猫として迎え入れたいという気持ちだけは、大切な人にだけは解って欲しい。
たとえ、こっそり半円形のパラソルを買って、妻がお出掛けしてる時間帯指定にしたのに、宅配便のお兄ちゃんが誤って届けてしまい、『こんなモノ買って!返品しなさい!』って叱られる、なんて価値観の相違はあったとしても(苦笑)
『あのタイミングで、アナタがジローを放置出来る人じゃなくてヨカッタ♪もちろん放置する人が悪い人だとか冷たい人だとかそんなんじゃなくて、大切な用を台無しにするかもしれないのにネコに構ってしまうバカな人は"困ったちゃん"だけれど、良い悪いではなくってワタシはそっちが好きってだけ。』
若い時は、なるべく大勢の人に愛されたいという非現実的な願いで“金縛り”みたいになってたけれど、自分にとって大切だと思える人にだけ理解されればいいじゃん!って思えるようになったのも、大人になって良かったことの一つなのかもしれないな...今はそんな風に思う。
ここ数日は15℃を下回る夜の冷込みも始まって、薪ストーブ横の窓から一晩中寂しげな目をして家の中を見ているジローが何となく哀れで...ペットクリニックのKくんに電話して、ワクチン接種を延期して去勢手術を受けられるように頼んでみることに。
幸運にも昨日オペの空きが出たということで、大阪のかよちゃんちに出発する前にKくんにジローを預けて手術をお願いする。
夕方引き取りに行くと、エリザベスカラーを巻かれたジロー。哀れというよりもファニーな姿にクスクス笑いつつ(爆)、家に連れて帰って、デッキではなくリビングでバスケットの蓋を開けると...
by papapaddleraki
| 2014-10-09 20:08
| -猫