35.カヌーラック製作

完成間近のガレージ。VW T5 Californiaを収めるガレージであると同時に、手狭になったサンルームの奥のカヌー倉庫（竣工時はカナディアン2艇だけだったのに、今ではMALIBU TWOを除いても7艇ある！）からカヌーを移したいという希望があるのだ。
ガレージドア（シャッター）はまだ取付けが終わってないけど、20年以上使い古したカヌーを持ち出す奇特な泥棒も滅多にいないだろうってことで、今日からカヌーラックの製作に取り掛かることに。①カヌーラック設計図 evo.2 ②2x4をコーススレッドで留めていく　③一時間ほどでここまで

ガレージに収納するカヌー＆カヤックはカナディアンカヌー4艇(Old Town CAMPER、PATHFINDER、HUNTER、ウッドカナディアン）、Feathercraft3艇（KAHUNA Exp.、K-Lightx２）の7艇。重くて丈夫なMALIBU TWOは悪いけどガレージ東側に屋外保管となる（もちろん、屋根を架けるけど）
この7艇の寸法を測って、CADで図面を描く。
ガレージのトラス下端が2,800mmなので、Feathercraftの高さを引き算した2,400mmをラック本体の全高とし、最上段にカヤック3艇をまとめて載せるので、ラックの段数は5段とする。
ガレージの余剰材がたくさんあるので、材料を積算してみると不足するのは2x4の8ft1本のみ。すぐにホームセンターで買って来て製作開始。④カヌーラックが完成♪(西側の窓から)

ひたすらノコギリで木を切って、コーススレッド（木ネジ）で留めて...を繰り返し、昼休みと"放課後"の一時間ほどで骨組みが出来上がる。概ね出来上がったところで、早速カヌー倉庫から全てのカヌーを移してみる。2x4を可能な限り多くのコーススレッドで接合し、シンプソン金具で補強したんだけど、カヌー4艇&カヤック3艇の総重量は150kgオーバーなのでステーが若干手前に傾いて...多少補強が必要っぽい。
で、翌朝にも補強工事（苦笑）⑤取りあえず支え棒を入れて...　⑥メンバーを作って... ⑦全てのバーにセット

これで、カヌーラックはガチガチに剛性が出たけど、2x4を2本重ねの支柱がある程度撓る（しなる）ので揺れは完全に解消されない。まだガレージの引き渡し前なので建物に手を加えることは御法度。引き渡し後に金具で建物と合体させれば、この撓りも解消して、僕がぶら下がっても大丈夫なカヌーラックになるはずだ。photo:ハンモックに寝転んでカヌーたちを眺める...アームチェアカヌーイングならぬハンモックカヌーイング
⑧18mm厚のパイン材をひたすらカットして...　⑨箱にして...　⑩キャスターを取付けて...　⑪完成！

カヌーラックが出来上がったところで、カヌー＆カヤック用品を収めるウッドボックスの製作。設計図ではW800mm x D1,000mm x H400mmを2個作って、仕切りを入れるはずだったけど、もう少し小さくした方がアクティビティ別の整理が楽そうなので、W550mm x D1,000mm x H400mmサイズを3つ。（カヌー用、カヤック用、シュノーケリング用をそれぞれ1つづつ）
さすがにガレージドアが出来るまではここに道具を収めることは出来ないけれど、二十代の頃から試行錯誤を繰り返した経験が活かされて、かなり使い勝手の良い収納が出来たのではないかと思う。また折を見てボックスに蓋を取付けて、移動式のベンチとして使えるようにするつもり。photo:ネジ穴を木工パテで埋めて完成！