2014年 07月 18日
薪棚からぼた餅
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ガレージの土木工事をやって下さった母の温泉仲間Hさんに呼ばれて行った山に、Hさんの亡き義兄さんが割った薪の山が!
『全部持ってってくれんか?』
“薪持ちは働きモンのしんしょよし*1”
家に積んである薪の量で旦那の器量を推し量ってた古き良き時代。Hさんのお義兄さんが一所懸命割った薪だけど、義兄さんが亡くなった後、若い世代が風呂をプロパンガス化して不要になってしまったらしい。
我が家に工事に来たHさんが僕の薪棚を見て、薮の中で朽ち果てさせるぐらいなら、有効利用して欲しい...そんな思いで僕に声を掛けて下さったんだそうだ。
*1しんしょよし(身上良し)
伊勢弁で 財産、資産、身代(しんだい)、家の経済状態、暮らし向きなどが良いこと。
【用例】「あの子んちは、しんしょよしやから、、、(あの子の家は、お金持ちだから)」
蔵の裏山に冒頭のこんな山が2つ、藪の中にこんな風にトタンで養生した4列で5mx1.6mの薪棚が3つ...部分的に腐ってるものもあるし風呂焚き用で細割りだけど、樹種のほとんどがクヌギとカシで、一部がシイという“価値ある広葉樹の薪”ってのがお義兄さんのこだわりなのかな?
これだけあれば、我が家の4~5年分(20〜25t)に相当する量。薪割り場と薪棚を新築するこのタイミングで、何てラッキーなんだろ!
ウッドデッキを設置することで、W11.0m×D1.2m×H1.0m=13.2㎥(=10.6t)+折しも今日設計図が届いた新しい薪棚がW5.7m×D1.0m×H2.4m=13.68㎥(10.9t)の合計21.5tということで、まるでそれを見越したような、神さま(この場合は仏さまだけど...苦笑)からのプレゼントみたいだ。
Hさん、ありがとう!
薪棚が完成して、ヤブ蚊とマムシが出ない時期になったら夫婦で一輪車を2台積んだ2tダンプに乗って引取りにお邪魔しますね。
by papapaddleraki
| 2014-07-18 00:41
| -薪ストーブ