2014年 07月 06日
LightGuide LG-1
|
実はコレ、僕の愛機・OLYMPUS TG-2 Toughのレンズ部分に装着して、補助光を被写体全体に照射するためのパーツで、その名も「LEDライトガイド LG-1」
初代TG-1から2年間このToughシリーズを愛用していて、首に提げたまま海底5mに潜ってソラスズメダイのどアップを撮ったり、雪山で鴨鍋に舌鼓を打つともちゃんを撮ったり、西の稜線に沈みゆく真っ赤な夕陽を撮ったり...僕の“なんちゃって”な遊びのレベルや写真の腕にちょうど良い使い勝手にまずまず満足しているんだけど、唯一不満に思っているのが、スーパーマクロの合焦(ピント合わせ)が上手く行かない点。
高い防水性能とともに僕がTG-1&TG-2を選んだ決め手が、このコンパクトデジカメらしからぬマクロ機能なんだけど、実際に使ってみると近接撮影になると光量が足りずに全く合焦しなくてイライラすることが多く、仕方なくP(プログラムAUTO)モードに戻して“証拠写真”で済ませることが多い。
合焦が上手く行くと、"えっ?これホンマにコンデジで撮ったの?"って疑いたくなるような、まるでLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 by Panasonicで撮ったのと見紛うばかりの美しいネイチャーフォトが撮影出来ることが分っているだけに、少し暗いだけで全くピントが合わなくなることが残念でならなかったのだ。
Toughシリーズはその優れた防水機能を維持するために、外部に電気接点を設けることが難しい構造なので、リングが発光するいわゆるリングライトではなく、レンズの右上・フラッシュの隣に付いているLEDライトの光を誘導してリング状に光らせる構造...要するに“ぼんぼり”みたいなモノなんだけど、近接撮影時は被写体とレンズの距離が近いので、さほど光量がなくても大きな効果を発揮するし、特にこれまで気になってたカメラや操作する自分の手の影が被写体に落ちるのを防ぐことが出来るという点で、“ぼんぼり”でやんわりと照らすこのアイデアは秀逸。
(*LG-1先端部が、カメラの最至近撮影距離1cmの位置から使用できるのがミソで、メーカ−サイトには『LG-1に用いられている照明技術は、内視鏡などの製品にも使用されているOLYMPUSならではのノウハウが活かされています。』とちょっと誇らしげ。そんな大層なモンか!...苦笑)
"内視鏡で培ったOLYMPUSならではのノウハウ"...なのかどうかはともかく(苦笑)、久々のナイスアイデア!
これを考えついたOLYMPUSのエンジニアに★★★★★をあげたい(笑)
by papapaddleraki
| 2014-07-06 21:16
| -カメラ