2014年 01月 24日
猫がいてよかった。
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今年の初詣の時、おかげ横丁で売ってないかと探したけど見つからず...相棒は作家さんの手描きだと言うけれど、肝心の作家さんのお名前が判らなくて...。
ネコの日めくりを捲れなくなって半月、ついに絵本が届きました。絵一枚から作家さんを検索して絵本を手に入れることが出来るシアワセ。
さて、この絵本のタイトルは『猫がいてよかった。』...まさに今の僕らの気持ち。
人生イロイロあって、いつもポジティヴな気持ちでいられるとは限らないけれど、仕事を終えて家に戻って、ストーブ周辺に居るはずのうりちゃんを目で追って、彼女を見つけて、抱っこして、イヤン♪って鳴かれて、無理矢理にヒゲで顔をスリスリして、僕の腕の中で暴れて逃げ出して、でもそんなに遠くに行かず、階段の途中で振り返って僕を見るうりちゃんの円な瞳を見ていると...ポジティヴにはならなくても、これでイイのだって思えちゃう。
「吾唯足知」
新しくて丈夫で広くてキレイなダンボールを準備してあげても、うりは破れてて狭くてひん曲がってる古びたダンボールにしか入らない。
龍安寺の蹲踞(つくばい)の文字じゃないけど、ネコは自分の気持ちに正直で、もしかしたら“吾唯足知”...『知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し』というお釈迦さまの言葉を一番理解してたりするのかもしれないな...なんて小難しいことも考えたりして。
猫がいてよかった。
by papapaddleraki
| 2014-01-24 23:39
| -猫