2013年 12月 21日
うりのお注射
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他のネコとの接触で感染するウィルスなので、前回の予防接種からたった一度しか外出してないうりはほぼ大丈夫なんだろうけど、FIVキャリアだったちーちょが晩年に苦しんだのを見てきたから念のために。
夕方、僕が帰宅してから病院に行くために、ともちゃんが昼過ぎにキャリーバスケットをリビングに出しておいたら、うりちゃんはすぐにバスケットの中に入ってご満悦。
勘の鋭いネコだったちーちょは、バスケットが出て来ただけで早足で姿をくらまして、物置の一番奥に逃げ込んで出て来なかったけれど、うりは基本的にバスケット=お医者さま=お注射という負の連想が出来ない...と言うか、しないタイプ、あるいはK先生が好き♪いつも優しく撫でてくれる奥さんのAちゃんに会いたい♪って感じてるのかもしれないなって思ったりして(笑)
『優しくて頭が良さそうで人柄が温かくて...あの先生と同級生だなんて、アナタをちょっと見直しちゃうわぁ♪』…と、正直、オット的には嬉しいような嬉しくないような(苦笑)
そんなわけで、仕事を終えて帰宅してすぐにうりのバスケットをクルマに積んでK先生の病院へ。
ちょっと重篤な感じのモルモット、去勢手術の♂ネコちゃん...いつも通り、K動物病院は患者さんで大賑わい。うりの順番になって、診察台で体重測定(3.6kgと去年より300g増。中年太りか?...笑)し、奥さんのAちゃんに優しく撫でられながらお熱を計って、検便をして異常がないことを確かめてから、フェロバックスFIVを注射。Aちゃんが上手なのか?うりがお利口なのか?噛み付いたり引っ掻いたり大暴れだったちーちょとは違って、うりは大人しくしている。
そんなうりのお注射の途中、別室から鳥のさえずりが。
『ツバメやよ。持ち込まれけど羽根が完治せんもんで、ずっとウチで飼うてるんやけどね。8年よ、8年。生餌が要るからウチで一番の金食い虫やわ。』
...そう言って苦笑いするK先生。
どうやら、カラスだのスズメだの傷付いた野鳥が持ち込まれることがとても多く、特別な許可なしに飼うことは出来ない決まりがあって、K先生が最後まで面倒を見るケースが多いそうで...。
もちろん獣医さんは仕事なんだけれども、Kくんは本当に動物が好きなんだなぁって...当たり前かもしれないけれど、ちょっと感動したというお話。
by papapaddleraki
| 2013-12-21 14:31
| -猫