2013年 10月 23日
薪焼きピッツァ
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「流離わないガンマン」のコーキング作業を終えたところで、宅急便で新宮商行からクッキングスタンドが届く。昨日届いた高級高機能火ばさみ・FIREBIRDと合わせて薪ストーブ遊びの道具が揃ったところで、午後からは薪ストーブクッキングでもやってみようと思いたつ。
近所のスーパーへ食材の買い出しに出かけ、カヌー倉庫から長らく使ってなかったLODGEの10インチ(のリッド=フタ)を出して、クッキングスタンドの上に載っけてみる。ピッタリだ!
キッチンダッチオーヴンは良く使うけど、脚付きはJDOS(=Japan Dutch Oven Society)*1で何故だかわざわざアウトドアに持ち出して料理してた頃(カヌーに積んでたんだもんなぁ...苦笑)以来。たぶん10年近く使ってなかったけど、丁寧にシーズニングしてあるので黒々と美しくて、お湯でサッと洗うとすぐに使えるのが“魔法の鉄鍋”と呼ばれるゆえん。
*1JAPAN DUTCH OVEN SOCIETY
1996年設立のダッチオーブン愛好者の会。会員数は公称1500人。入会はダッチオーヴンが流行り出す前だったから、たぶん僕の会員番号は二桁前半だったと思う(笑)
ただ、少々問題なのは、うちのDUTCHWEST FA225は小型ストーブということでドアの幅が9インチ+αなのに我が家には12インチと10インチと10インチのキッチンしかなくて...10インチのダッチオーヴンですら斜めにしないと入らないってこと(涙)
ま、取りあえず薪ストーブ料理には熾き火が必要なので、夕食には少し早いけど16:00前にストーブ点火。燃え上がる薪の炎が落ちて、炉床に赤々とした熾火が出来るまでの時間を使って、キッチンで仕込みを始める。
今日の薪ストーブクッキングはピッツァ。ピッツァがクッキングなのかどうかは意見の別れるところだけど(苦笑)、さきほどスーパーで買って来たピッツァ台にピッツァソース(トマト)を塗ってモッツァレラチーズ、イカ、生エビ、干しエビe.t.cの冷蔵庫にある在り合せの食材を載せ...スーパーで買い足したチェリートマト、アンチョビを追加、最後にバジルとレッドチェダーミックス(レッドチェダー60%/ゴーダ40%...これも在庫)を振り掛けると、カラフルでゴージャスなマルゲリータっぽいピッツァが出来上がる。
ちょっと薪が太すぎてなかなか熾火にならないので(クッキングの際は細割りが良さそう)、成人式にMasaがくれたエスプレッソマシンを出して来てコーヒーを淹れつつ、薪が熾火になるのを待つ。
一時間後、ようやく太い薪が崩れて熾火が上手い具合に育ったので、FIREBIRDで熾き火を均し、肘まである耐熱グローブを着け、クッキングスタンドを炉内に入れる。そして、ダッチオーブンのリッドにピッツァを載せてクッキングスタンドの上へ...だとスムーズなんだけど、やはり問題は23cmの開口部から10インチ(25cm)のフタを水平に保ったまま入れられないので、まずリッドを入れて、後からピッツァを入れなければならない...やっぱり9インチのスキレットセットを買おう♪(爆)。
薪ストーブでのピッツァ焼きの秘訣は予熱も油も不要ってこと、そして熾火をクッキングスタンドの真下に置かないことぐらい。そして薪ストーブのローディングドアを開けっ放しで見ていたいところだけど、ドアを閉じないと焚火同然で表面まで熱が回らずオーヴンにならないので、写真を撮ったらすぐに閉めることも大切(笑)
一般的なオーヴンと比べて強烈な熱量なので、このぐらいの熾火だと2分少々で焼き上がり。不思議なのはイカやエビがほんの30秒でふんわり焼き上がること。遠赤外線効果なのかな?
ピッツァが焼き上がるのとほぼ同時に、ストーブトップに置いたエスプレッソメーカ−がプシュゥ〜♪と噴き上がってコーヒーも出来上がり。
おおっ、なかなか美味しそうに焼けたではないか!
ま、市販のピッツァ台にアレコレ載っけて焼くだけなので、薪ストーブの火加減だけコントロール出来ればオーヴントースターでトーストを焼くのと変わんないから失敗しようがないんだけど...狙い通り大好きなアンチョビの塩味が、モッツァレラの旨味と絶妙のハーモニー♪
ただ、焼き上がってふと気付いたんだけど、"ひとりピッツァパーティ"って、"ひとり鍋"と同じぐらい寂しいものです、はい(苦笑)
by papapaddleraki
| 2013-10-23 23:55
| -薪ストーブ