2013年 05月 23日
N-eco発電所、その後
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4/18から5/22までの34日間で買電は296kWで¥6,732(基本料金¥1,260と燃料調整費¥562含む)で、売電は628kWhで¥30,144...¥24,672の利益である。
今年からAzuがひとり暮らしを始めたことで、僕らの2人暮らしが始まって、僕はもちろん“
具体的な数字でふたり暮らし前と後を比較してみると...
発電量 消費量 自家消費 売電量 買電量
2012.4 547 577 187 360 391
2013.4 648 468 184 467 283
101 △109 △3 107 △108 (4/1-30)
2012.5 654 554 222 432 332
2013.5 644 359 171 473 188
△10 △195 △51 41 △224 (5/1-23)
消費量が27%減って、売電量が19%増えたという計算...若い子が一緒に暮らしてるのと、老夫婦ふたりではこんなに違うんだ!と実は僕自身もビックリしてるんだけど、とにかく基礎代謝のカロリーと同じぐらいにエネルギー消費量も違うのである。
こうなってくると心配なのが税金。これまで確定申告の際に「雑所得」として処理してきたものの、税額は微々たるものだったけど、この調子でいけば、もしかしたら税額がグンと増えちゃう?
そんなわけで、これまで税理士さん任せだった太陽光発電に関する税金のお勉強をやってみる。
税額を計算するのに必要なのはやはり収支の数字なんだけど、中でも特に分かりづらいのが経費の計算。どんな風に計算すればいいのかなぁってネットで様々な情報をあたってみる(税理士さんに尋ねたら早かったんだけど...笑)
太陽光発電の場合、ほぼメンテナンスフリーなので維持管理の経費はゼロ。必要な経費つまりイニシャルコスト(設備投資額)を耐用年数で割ったものだけが減価償却=一年あたりの経費として計上出来る。
太陽光発電の耐用年数については法定耐用年数は決まりがないようで、ガラス製品として扱えば8年だけど、一応揚げ足を採られないように納税者に不利な数字として、「建物付帯設備-電気設備(照明設備を含む。)-その他のもの」(減価償却資産の耐用年数等に関する省令 の別表第一中)を適用して15年とする。(情報によれば税務署に尋ねても返答はまちまちらしい...苦笑)
これを定額法で計算すると一年あたり0.066(要するに1/15)なので...
設備投資額¥3,000,000×0.066=¥454,000
ただし、自家消費するぶんの設備投資額は経費としては認められないので、自家消費した分と売電分に分け、売電に使用した比率を計算で求める必要がある(家事按分)。この2ヶ月の数値を当てはめてみると...
按分率=売電量940kWh÷発電量1,290kWh=0.729
この按分率0.729を経費(控除額)=設備投資額(円)×償却率×按分率に当てはめてみると...
控除額=300万円×0.066×0.729=¥144,342
電力会社からの入金からこの金額を引いた数字が課税対象(雑所得が20万円以下は非課税らしいけど、僕は雑所得がそれ以上なので)。前述の通り電気料金の収支は¥24,672だけど、入金は今月だけで¥30,144...この調子だと、今年からは結構税金が掛かってしまう感じなので、この前SHARPから届いてた保証期間延長プランに申し込んでみようと思う。これが必要経費として認めてもらえるのかは不確実だけれども。
by papapaddleraki
| 2013-05-23 19:03
| -ソーラーパワー