2012年 10月 15日
薪ストーブの寿命
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「一生モノだから...。」僕がちょっと良いモノを買う時、ともちゃんに言うキメ台詞(笑)
でも、残念ながらモノが物である以上は一生使えるなんてことはほとんどなくて、いつかは壊れ、あるいは朽ち果てるものだ。
うちにあるキャストアイアンの黒い箱・薪ストーブも同じ。薪ストーブの歴史が長い欧州や北米ならいざ知らず、この国における薪ストーブの歴史は浅く、まだ朽ち果てるまで使い切った人は少ないように思う。それだけに、薪ストーブがどれぐらいの時間使えるのか?つまり薪ストーブの寿命を明言できる人は少ないはずだ。
我が家の薪ストーブDutchwest FA225 スモールコンベクションヒーターは1999年のログハウス新築とともに導入したもの。今年で13年になる。使用状況は11月~4月の6ヶ月間のメイン暖房...というか、暖房はこれ一台でその他の暖房器具を使うことはほとんどない。真冬の一日の流れをまとめてみると...
06:00 熾き火に焚き付けを加え、太い薪を目一杯投入
09:00 お出掛け前に薪を2~3本追加
12:00 帰宅して薪を2~3本追加
17:00 帰宅して薪を2~3本追加
24:00 就寝前に太い薪を目一杯投入
つまり24時間燃焼ということである。薪の使用量は一年に5tから6t。季節によって投入する薪の量は大きく違うので一概には言えないけれど、平均すると一日当たり28kgから33kg。広葉樹の薪の場合、一般的な“1束”が9~10kgなので大体3束平均ということ。
この使用量は燃費の良いDutchwest&小さな家&温暖な三重県ならではらしく、欧州製ストーブで寒冷地なら10t以上が一般的らしい。そんなわけで24時間運転だけどストーブに掛かる負担に限れば平均以下の我が家。薪ストーブの本や専門サイトによれば10年から20年ということだけど、うちの場合はもう少し長持ちするのかな?それとも自己流でメンテナンスしてるのでもうすぐ寿命なのかな?
いすれにせよ、僕が生きている間に買い換えの必要が生じるのは確かなんだけど、次もDutchwestを選ぶのは間違いない。昨日の煙突掃除&ストーブ本体のメンテナンスに引き続いて、今日はトリベットとスチーマーのメンテナンス(錆落とし&塗装)をしつつ、黒々と鈍く光る新品同様の薪ストーブをうっとり眺めながら(苦笑)、そんなことを考えた。
by papapaddleraki
| 2012-10-15 22:31
| -薪ストーブ