2012年 05月 24日
ríːz(ə)nəbl
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日食狂想曲と湖南アルプス縦走で中断したけど、モトコネタの続き。
戻ってきた翌日の昼休みにモトコ2号のテストドライブを敢行。ハンドルに500ccぶんのリザーブ用ガソリンタンク(小)をセットして気合を入れて出発したものの、急に雨が降り出したのでほんの10分ほどで逃げ帰って来たんだけど、カレンエンジンにスワップした1号とはまた違った味わいある走りを堪能することが出来た。
さすがに1号よりは最高速で劣るものの、低速のレスポンスは決して悪くない感じ。早速スピードメーターが死んじゃったけど、モトコらしいなぁって笑い飛ばしてもらえるのが、このバイクの人柄(苦笑)。
昨日はサイドモールの塗装作業。実はキレイな方のサイドモールをMasaの1号に譲ったので、僕の2号は色褪せて傷だらけでひび割れだらけなのだ。せっかく全塗装してピカピカのボディなのに、モールだけが何ともみすぼらしいので、パテ埋め&研磨し艶消しブラックでシュッシュ塗装(*モトコンポを手に入れると、もれなくバイク屋と塗装屋のスキルが身につきます...笑)
サイドモールがピカピカになったところで、着けるべきか?それともノーブラで過ごすべきか?迷っていたブラジャーを装着。人間の女性と同じで色白ボディには黒いブラジャーが目にも眩しい(爆)
そんなわけで2号をアレコレいじっているうちに、バイクショップPのSさんから、1号の燃料オーバーフロー対策=QR50のキャブ移植作業&調整が済んだという連絡。1号のスピードメーター不調も診てもらおうとARQに積込んでPさんへと向かう。
Sさんによれば、1号のオーバーフローの原因はやはりキャブレターの劣化が原因だったようで、QR50の新品キャブを移植したらピタリと止まったとのこと。鈴鹿シェイクダウンの時にタンクキャップあるいは燃料計のパッキンからガソリンが数滴漏れていた点も両方のパッキンを交換することで解決したらしく、これで1号の全てのネガ(乗りにくい、以外は...苦笑)が解決して何より何より。
2号のメーター不調はメーターケーブルの回転部が切れていることが判明。どうせ廃番でメーカーから純正パーツを取ることは出来ないし、これぐらいならいくら機械オンチの僕でも自分で交換出来るしってことで、そのまま2台を並べてARQのカーゴルームに積込んで持って帰ってきたという次第。
我が家のエントランスデッキに並んだ2台のモトコンポ。ともちゃんによれば、僕のブログで写真を見たMasaが『シルバーもええなぁ。』とちょっと羨ましそうにしてたとのことだけど、T5 Californiaのバイクキャリアに載せるためにこの色にしたんだし、譲るつもりはないぜ!
それにボート部で合宿所暮らしになることが決まったキミに果たしてモトコが必要なのかい?
ま、もしMasaが要らないってことなら、ARQのカーゴルームに2台積んで夫婦で出掛けた旅先でプチツーリング、なんてのも悪くない...夢は膨らみます。
さて、バイクショップPさんの納品請求書。
確かに“ヘンタイ”親父とその息子以外はまず誰も欲しがらない31年前の中古バイク(8万円相当...笑)に2万円以上掛けてレストアするのは、まさに“好き者”の所業だろうけども、明細をひとつひとつ見ると“reasonable”という英語の本来の意味がぴったりハマるのかもしれない。
部品持ち込みによる交換作業は全て金額が空欄、事前に打ち合わせした作業工賃だけ明細に上げて「ついでにピストン磨いておきましたぁ〜♪」ってな事後報告の作業や「気になったからタンク塗っといたからね。」なんて作業については一切請求されてない...メカニックの鑑!
「inexpensive=安い」でも、もちろん「cheap=安っぽい」でもなく「reasonable price=お値打ち」なサービス。
僕も見習わなくては。
by papapaddleraki
| 2012-05-24 23:02
| -motocompo