2011年 05月 30日
晴薪雨塗
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確かMasaの小学校の入学式の日(1999年4月)にログを組み始めたんだから、このログハウスが竣工して今年で13年目になる。外壁も内壁も...ログハウスは四方八方全てが木で出来ているゆえに室内の温度&湿度変化が比較的マイルドで、冬暖かで夏涼しいというのは本当だし、梅雨の時期でもログハウスの中に入るとカラッと乾いた感じの空気を感じる。別荘だとか趣味の家というイメージで語られることが多いけれど、実は毎日住んでこそその良さを実感出来るとても快適な家なのだ。
ただ、その快適さと引換えにマメな修理とメンテナンスは欠かせない。正直、台風の時の壁からの雨漏りが解決したのは竣工から8年目のこと(しかもメーカーではなく自分の手で...苦笑)だったり、構造上の欠陥で屋根裏に結露が起きたり、と泣きたくなるような出来事も多かったし、メンテに関しては特に外壁の塗装を一般住宅に比べて頻繁に行う必要があり、手間やコストが掛かってしまうので、ログハウスオーナーのほとんどが出来る範囲の塗装を自分でやるのが一般的だ。
初めての再塗装は2002年3月。
小さな脚立で手が届く部分を自分で塗り、足場が必要な場所(2階の妻壁部分)はともちゃんの友達のお父さん(船のキャビン家具の塗装屋さん)に頼んで塗って頂いた。南面と北面の2面を二度塗りの塗装で使用した塗料は壁が32Lで、デッキは4Lの合計36L。費用は全部で自分で買ったペンキ代を含めて18万円ほどだった。 photo:2回目の塗装作業風景(2006.12)
2回目の再塗装は2006年12月。
この時は僕の仕事が忙しくて塗装作業を全てお任せ。全面を二度塗りで壁に42Lとデッキに8L使って、エアコン室外機や屋外家具の塗装、庇や突起部分など比較的傷みやすい10ヶ所ほどをガルバリウム鋼板で覆う板金工事も含めて費用は42万円ほど。
そして2回目の塗装から間もなく5年、台風2号が迫り来る今日の昼休みから3度目の再塗装に取り掛かった(いそっぴさんじゃないけど、何も台風の日にやらんでも...苦笑)。山仕事に行きたいのに行けないやり場のない気持ちのはけ口として、何も考えずに無心で刷毛を動かす単純作業はチェーンソーワークや薪割りにも似て(...もしかしたら草取りや部屋の掃除、あるいは禅や写経の境地に近いのかもしれない)、心を穏やかにしてくれる。
初回は白木色を二度塗り、2回目はメープルとチークを重ね塗り、そして今回は前回余ったチークを塗り始めた(毎回少しづつ濃色にしている)んだけど、昼休みの20分ほどと、夕方の1時間半で一階の南面とデッキに置いた自作のベンチや収納庫などが塗装完了。前回の余った塗料を全部使い果たしたので、ネットで「ガードラック・ラテックスステイン」のチーク4Lを2缶、オリーブ4Lを1缶注文しておいた。
同じ和信の浸透性の塗料なので、色合わせはバッチリだろうけど、これまで使ってきた油性の「ガードラックpro」のネガ(臭い、乾燥時間)を改良した新製品の「ガードラックラテックス」は水性...性質がまさに“水と油”なんだけど、作業性&耐候性が大幅にアップしているという噂なので、早く届いて塗ってみるのが楽しみだ。
これから当分は、晴れたら山で薪作り、雨なら家でログハウス塗装の“晴薪雨塗”な日々が続きそう...何だか筋金入りのアウトドアズマンみたいな暮らしでヤダなぁ。雨具だけどBARBOURのビューフォートそっくりのレインコートにテンガロンハットみたいなのかぶってるし(苦笑)
和信 ガードラック ラテックス チーク 3.5kg ×2 ¥13000
オリーブ 3.5kg ×1 ¥6500
ただ、その快適さと引換えにマメな修理とメンテナンスは欠かせない。正直、台風の時の壁からの雨漏りが解決したのは竣工から8年目のこと(しかもメーカーではなく自分の手で...苦笑)だったり、構造上の欠陥で屋根裏に結露が起きたり、と泣きたくなるような出来事も多かったし、メンテに関しては特に外壁の塗装を一般住宅に比べて頻繁に行う必要があり、手間やコストが掛かってしまうので、ログハウスオーナーのほとんどが出来る範囲の塗装を自分でやるのが一般的だ。
初めての再塗装は2002年3月。
小さな脚立で手が届く部分を自分で塗り、足場が必要な場所(2階の妻壁部分)はともちゃんの友達のお父さん(船のキャビン家具の塗装屋さん)に頼んで塗って頂いた。南面と北面の2面を二度塗りの塗装で使用した塗料は壁が32Lで、デッキは4Lの合計36L。費用は全部で自分で買ったペンキ代を含めて18万円ほどだった。
2回目の再塗装は2006年12月。
この時は僕の仕事が忙しくて塗装作業を全てお任せ。全面を二度塗りで壁に42Lとデッキに8L使って、エアコン室外機や屋外家具の塗装、庇や突起部分など比較的傷みやすい10ヶ所ほどをガルバリウム鋼板で覆う板金工事も含めて費用は42万円ほど。
そして2回目の塗装から間もなく5年、台風2号が迫り来る今日の昼休みから3度目の再塗装に取り掛かった(いそっぴさんじゃないけど、何も台風の日にやらんでも...苦笑)。山仕事に行きたいのに行けないやり場のない気持ちのはけ口として、何も考えずに無心で刷毛を動かす単純作業はチェーンソーワークや薪割りにも似て(...もしかしたら草取りや部屋の掃除、あるいは禅や写経の境地に近いのかもしれない)、心を穏やかにしてくれる。
初回は白木色を二度塗り、2回目はメープルとチークを重ね塗り、そして今回は前回余ったチークを塗り始めた(毎回少しづつ濃色にしている)んだけど、昼休みの20分ほどと、夕方の1時間半で一階の南面とデッキに置いた自作のベンチや収納庫などが塗装完了。前回の余った塗料を全部使い果たしたので、ネットで「ガードラック・ラテックスステイン」のチーク4Lを2缶、オリーブ4Lを1缶注文しておいた。
同じ和信の浸透性の塗料なので、色合わせはバッチリだろうけど、これまで使ってきた油性の「ガードラックpro」のネガ(臭い、乾燥時間)を改良した新製品の「ガードラックラテックス」は水性...性質がまさに“水と油”なんだけど、作業性&耐候性が大幅にアップしているという噂なので、早く届いて塗ってみるのが楽しみだ。
これから当分は、晴れたら山で薪作り、雨なら家でログハウス塗装の“晴薪雨塗”な日々が続きそう...何だか筋金入りのアウトドアズマンみたいな暮らしでヤダなぁ。雨具だけどBARBOURのビューフォートそっくりのレインコートにテンガロンハットみたいなのかぶってるし(苦笑)
和信 ガードラック ラテックス チーク 3.5kg ×2 ¥13000
オリーブ 3.5kg ×1 ¥6500
by papapaddleraki
| 2011-05-30 08:54
| -ログハウス