2010年 10月 05日
夢みるおっちゃん
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元々が仏間と縁側のある和風住宅の庭として造園されたので、小豆島産の石を「崩れ積み」(*石垣を、崩れたような味を出しつつ、自然なかたちに自在に積む手法。関西以西に多い)した石垣にツゲの生垣という組合せの純和風な外観。自分で若干の手直しをして玄関の位置を変えた他は以前のままということで、ログハウスとの相性は?マークではあるけれど、日本的解釈ではあるけど19世紀に流行ったコテージガーデン(Cottage garden)の趣も感じられなくもないし、結構お気に入りの庭だ。
さて、そんな我が家の“ちーちょの額ガーデン”。230㎡(70坪)足らずの敷地にアウトドアスペース(デッキやサンルーム)を含めた総床面積190㎡(58坪)のログハウスを建てたせいで、庭が猫の額のように狭いからそんな名前が付いてるんだけども、実はサンルームに面した東隣の土地80坪を数年前に取得済みで、数年後、あるいは十数年後にもし借り手がなくなったら庭にしたいという夢がある。
隣地との塀代わりに北と東にL字型に薪小屋を配し、サンルームから続いた回廊でスタジオ兼AVルーム(Adult VideoじゃなくAudio&Visualね...笑)の小さなログハウスとを結ぶ。そこは完全防音で大きなスクリーンとプロジェクタを置いて映画を楽しむ場所。そして、そこは小さなステージを設け、ともちゃんがフラメンコの練習をしたり、ちょっとしたギターコンサートが出来たりも出来る。さらにその隣には艇庫。カナディアンカヌー3艇はもちろん、Feathercraft3艇を組み立てたままで保管出来る広さがあり、空き地は野鳥たちのサンクチュアリになるよう、実が生る木をたくさん植え、薪割りスペースも確保する...20代の頃はこういう別荘を持つことが夢で、友人Uと故郷の富士山が見える土地で実現したいねって話してたりもしたけれど、連休はおろか丸一日の休日もままならない45歳の今、離れた場所は「走る別荘」VW T5 Californiaに任せ、自宅で別荘気分を味わうのが現実的なのかなぁって思うのだ。
夢見るおっちゃん...現実はともかく、空想は広がる広がる。
by papapaddleraki
| 2010-10-05 13:09
| -ログハウス