2010年 05月 18日
うりとお月見
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「お笑いレッドカーペット」で爆笑する家族たちに苦笑しながら、昨夜の僕はロフトの窓からISSを狙う。AtlantisがドッキングしたISS、なんてのが視認出来る程度に撮影出来たらいいなぁ〜なんて言いつつ、汚れたペアガラスの窓越しに撮影しようだなんて、元々本気じゃないのがバレバレ(笑)
案の定、ISSの撮影は失敗。400m先にいる7cmの赤トンボを撮影するのと同等の距離感(スケール上)で、しかも被写体はマッハ23で移動中(*移動の感覚は計算上“400m先を28km/hで飛ばすひだださんの自転車”とほぼ同じ...苦笑)ってことで、1400mmレンズの0.8°しかない狭い画角で追尾するのはほぼ神業(その神業を成功させる人もいるけど...苦笑)。
しょうがないので、月齢2.6のお月さまを数枚撮ってみる。いわゆる三日月なんだけど、一昨日と同じく地球照*1でぼんやりとまん丸お月さまの輪郭が見える。
僕が窓の外にカメラを向けている間ずっと、うりがカメラの隣にちょこんと正座して、僕と一緒にお月さまを眺めている。彼女の目にお月さまはどんな風に見えるのだろう...一心に月を眺めるうりの後姿を微笑ましく見守りながら、今日の撮影を終えた。
忙しい毎日...文字通り“心”を“亡”くしそうになる毎日。
でもこうして猫ムスメと並んで空を見上げることが出来ている間は、辛うじて僕が僕で居られるのかなぁ、なんて思う...だよな、うり。
ん、うにゃぁ。
*1地球照(earthshine)=月の欠けて暗くなっている部分がうっすらと見える現象。地球に反射した太陽光が月にまで到達し、その光がさらに月面で反射されて再び地球に戻ってくることによって生じる。つまり光は地球と月を一往復してるので、正確には2.56秒前の光ってことか...こういう計算をしながら夜空を見上げるのも楽しみのひとつ(?)
by papapaddleraki
| 2010-05-18 15:01
| -写真