2016年 11月 28日
薪割り人の小さな幸せ
|
薪ストーブも細割りオンリーの一度焚きから徐々に太割りで朝まで火を保たせる24時間エンドレスな焚き方へと変わりつつある。
先日Nさんの山小屋から持ち帰った原木も、"放課後"薪割りで、残りわずかとなった。
割と素直な子たちだったので、朝昼晩と30分づつ...2時間ほどで2tちょっと...極太原木ばかりにしてはまずまずのペースでパッカンパッカン(笑)
僕の愛斧・GRANSFORS BRUKUS 442で割れる分を全部済ませ、残りの“ヒネクレ者”をマジックモウルで、それでもダメなら電動チェンソーで切れ目を入れて、楔で割る地道な作業が続く。
素直な原木をひたすら割るのは体力と気力、こうして何をどうやっても割れないヒネクレ者を割るのは創意工夫と戦略と知力...そのどちらも楽しいと感じる人だけが薪割り人に相応しい(笑)。
薪棚で雨に濡れないよう、虫食いのないよう後生大事に扱われたベージュのままの薪よりも、適度に雨に打たれて銀色になったちょっと虫食いのある薪の方が美しい炎を見せてくれるような気がするし...たぶんそれは人間の男も同じ、なんちゃって。
11月末の2016-2017シーズンスタート現在、自宅薪棚の在庫はこんな感じ。
薪棚 #1________ W4.8m x D0.4m x H2.2m x 2列___8.5㎥
薪棚前__________W3.0m x D0.4m x H1.8m x 1列___2.2㎥
ガレージ裏______W5.0m x D0.4m x H1.8m_________3.6㎥
_______________________________________合計23.9㎥
僕の積み上げ方だと実測(数年前に薪を一個一個体重計で計って足し算...笑)で620kg/㎥(未乾燥)なので14.8t。先週割った分が2.3tほどあるので17.1t...普通に焚くと約3年ぶんのストック...つまり2018-2019年シーズン=僕が54歳の冬に焚くぶんもあるってことかな?
そう考えると東京オリンピックも近いんだな。
昨夜までに割った薪の山が初冬の雨に濡れている。
自分の庭に背丈ほどの高さの薪が堆く積み上がっている充実感と安心感、このほっこりとした感覚こそが薪ストーブユーザーならではのシアワセなのだと思う。
by papapaddleraki
| 2016-11-28 21:08
| -薪ストーブ