2016年 07月 03日
正解がないのが正解なのかと。
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日本語がカタコトな中国人のご夫婦が切り盛りしてるお店で、2人でお腹いっぱい食べて、食べ切れない唐揚げをお持ち帰りにしても¥1,500ぐらいの、とてもリーズナブルなお店なんだけど、帰り際、いつまでも可愛らしい奥さんが...
『ムスメさん、お元気ですか?最近お二人だけしか見ないから...。』
へぇ、ムスメも一緒にお邪魔してたのはもう3年以上も前になるのに、覚えてて下さってるんだぁ。もう大学4回生になりましてね。あ、◯回生ってのは京都の言い方で、4年生ですね。おかげさまで就職決まったんですけど、もう地元に帰って来ることはないんですよ〜。...なんて世間話。
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ちなみにインドア大好き、アーバンライフ大好きなのにカヌー乗りの旦那と結婚したばかりにトンデモナイ暮らしを強いられている女性たちが旦那の悪行とお肌のお手入れを語り合う集まりだそうです(苦笑)
「アウトドア奥様の会」の子供たち...何故かみんな1992年と1995年生まればかり...も、みんな就職や大学院への進学が決まって、ホッとひと安心なのだそうで。まだ幼稚園に入ったばかりの頃から知ってる子たちなので、彼らの就職や進学が決まったってのを聞くと何だか自分ちの子どものように嬉しい。
子供たちが社会人になって、夫婦2人っきりになって...出会った頃はまだ若かったカヌー仲間のみんなも、いよいよ“老後”に突入なんだよなぁ。
そんな時、数日前の朝刊にこんな記事が。
素晴しい旅の後、旅先で撮ってきた写真やガイドブックを見返すのが意外と楽しいように、子育てを終えた今、様々な人たちの子育て論を読んでアレコレ考えたり夫婦で話したりするのが好き。
先日、たまたま観たTVのバラエティで、東大3兄弟の母という人と尾木ママが教育論バトルを繰り広げていたけど、どちらにも全く共感出来なくて...。
教育学という分野の学問に王道はあるのかもしれないけれど、じゃぁ学校の先生は子育てが上手いかって言えばそうじゃない場合もあって、子育ては子どもと親の数だけ正解がある...ってか、正解なんてないはずで、自ら子育てが上手く出来たって言える人は、何かを見誤ってる残念な人な気がする。
そんな意味で、さかなクンのお母さんの子育てが一番自分たちに近いのかな?あ、でも、自分の子どもがさかなクンになっちゃうのはビミョーだけれど(笑)
決して優秀でも器用でもない子供たちだけど、ただ一つだけ言えるのは、彼らが高校受験以降、自分の進路を割とスムーズに早い時期に決めて、僕らの手を煩わせることなく一直線にその方向に全力で向かってくれたことは実に有難かったなってこと。
幸いなことに2人とも次のステージは第一志望の場所なので、たとえこの先、その道が間違っていたことに気付いたとしても、僕らは何の相談も受けてないわけだから責任を問われることはないわけで、『そんなん、オレ、知らんがな。』って言える...(笑)
もちろん、彼らがトボトボと道を引き返して来た時(そんなことがないように願いたいよねぇ...笑)は、精一杯慰めて励ましてあげるつもりだけど、自分で選んだ大好きな道で活躍出来ると良いんだけどなぁ。
by papapaddleraki
| 2016-07-03 23:24
| -子育て