2016年 05月 06日
繋がるチェーン
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『今年は庭の植物たちがついにワタシの庭の土に慣れて、そこで生きていく術を見いだしたって感じよね。』
転校したばかりで大人しくしてた子が新しい環境に慣れて、活き活きと暮らし始めたって感じなのかも、とも。
主であるともちゃんですら植えた記憶がない&名前すら良く判らない植物が青々とした葉っぱを繁らせる...でもそこに居るだけで僕まで元気になるような、“勢い”を感じる“なばなの里”と対極の(爆)ワイルドな庭なのである。
そんな中、ストロベリーポットのイチゴ・カレンベリーが真っ赤な実を付けた。
去年はエントランスデッキに単独で置いていたんだけど、もうすぐ食べられるね〜♪って頃になると、僕らが味わう前にいつも害虫に食べられてしまって...まるで"観葉植物"状態だったんだけど、去年ガレージガーデンにポットなり移動して(地植えではなく)放置したら、デッキに置いてた時よりも実が鈴生りになって、一個を除いて虫喰いもない。しかも、ポットからランナーで延びた“子”が地面のグランドカバーの隙間から芽吹いて、カワイイ実が生ってるし!
我が家の庭は無農薬で、アマガエルやヤモリがウヨウヨ棲んでるぐらいだから、害虫の数もデッキの比じゃないはずなのに、不思議なことに去年までより今年の方が元気いっぱいなのだ。
ともちゃんはそんなMaryaさんの言葉を信じて、他の植物に日影を作って邪魔をするほど大きくならない限り、名もない雑草でさえ抜かないで愛して育てていて...おかげで植えた覚えのない様々な植物があちこちで育って、意外な場所で意外な子が可憐な花を咲かせたりして毎日が驚きに満ちている。
自由気ままでお行儀が悪い植物たちが思い思いに育つ庭で真っ赤に熟した甘いイチゴを食べながら、我が家にも見えない小さな食物連鎖のチェーンが繋がりつつあるんだなぁって、嬉しくなった初夏の一日。
by papapaddleraki
| 2016-05-06 21:19
| -ガレージ&ガーデン