2014年 03月 15日
STIHL MSA160C test run & review ②
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20年来使わせてもらってた仕事の事務所&倉庫が大家さんの事情で使えなくなり、来月には自宅前の倉庫に引っ越すことになった(店舗はそのままだけど)。自宅前が仕事場になると、公私の区別がますます難しくなるデメリットもあるだろうけど、職住"密接"なので通勤時間は5秒だし、現場の若い子たちに今以上に目配りが出来ることにも繋がるから、悪いことばかりでもなさそうだ(笑)
ただ、敷地面積300坪、建坪50坪の倉庫から敷地面積75坪、建坪20坪そこそこの倉庫へ、2tダンプ+2tユニック+軽トラ+キャタクレーン2台+職人のクルマ4台とともに(軽トラ1台は廃車にしました)引っ越しするわけだから色々と工夫が必要。やむを得ずヨド物置と畑とMasaの鯉のぼりのポールをなくし(何とか柚子とサクランボの木は残した)、転圧をかけてアスファルト鋪装して4台分の駐車場を作ったり、クレーンが使える高さ4mの屋根を架けたり(4月竣工予定)...もちろんガレージに作ってあった薪棚も全て撤去する必要があるので、今夕は電動チェーンソーで薪棚のフレームを小切りして焚き付けに換える。
そんな作業に大活躍なのがバッテリ−式チェーンソー。去年の11月に買って以来、ちょこちょこ使ってはいたものの本格的な作業に使うのは初めてとなるSTIHL MSA160Cだ。切れ味やパワーについては11月に書いたレビューに詳しいけれど、バッテリ−の持続時間や充電速度などは、長時間使ってみて初めて判る部分で、
昨夕〜今夕の2回の作業でカットしたのは主にSPFやスギ材、ヒノキ材などクヌギやカシに比べて柔らかい建材なので、大袈裟ではなく、豆腐に包丁を入れるような感覚で面白いように切れる。
バッテリ−の持続時間に関しては、メーカ−によれば最大連続作業時間35分(4インチ角材切断 最大150カット)とのことなんだけど、バッテリ−が新品だってこともあるのか、仕事を終えて帰宅してから日暮れまでの作業だとほぼ2日ぶんバッテリー切れはなかったので、意外に長時間使えるんだなぁってのが正直な感想。
そして、今夕、最後の最後にインジケータが1個になって動かなくなってしまったけど、すぐに急速充電器にインサートしてお茶してる間に使用可能レベルまで復活し、何事もなかったようにすぐフルパワーで使うことが出来た。急速充電器AL 300 クイックチャージャーの取説によれば、30分でバッテリ−容量の約80%まで充電できるとのことなので、(バッテリ−にはあまり良くないかもしれないけれど)15分使って15分充電して...と、エンジンチェーンソーの給油&目立てのペースに近い感覚で使うこともアリなのかもしれない。
いずれにせよ、エンジンチェーンソーより断然静か...聞こえるのはモーターのギュイ〜ンという音とチェーンの走る音のみということで、薄いブレードが共鳴する電動丸ノコよりも静かなほど。
どれだけ静かかというと、イヤーマフなしで、イヤーマフを装着してエンジンチェーンソー使うよりも静か...住宅地で使うこともノープロブレムという、住宅地に住む薪ストーブユーザーにとって、まさに夢のチェーンソーなのだ。
by papapaddleraki
| 2014-03-15 20:05
| -薪ストーブ