2012年 07月 12日
伊吹山の自然(OLYMPUS TG-1 test shots.4)
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ウチの庭でのテスト撮影第一弾、雨のウォーキングに連れ出しての第二弾、紀伊半島某清流での水中撮影の第三弾に引き続いて、今回はお山にOLYMPUS Tough TG-1を連れ出してのテスト撮影第四弾。
高度&温度差、濃霧、強風、雨...カメラにとっての悪条件を全てテンコ盛りにしたような、素晴しいテスト撮影になった(苦笑)
今回発覚した重大な欠陥、それは前回の水中撮影に続いて今回もレンズの曇り(*アウターの保護ガラス内側)が生じたこと。水中から出して温めるとすぐに曇りが取れた前回とは違って、今回の場合は曇りがなかなか取れず、撮影テスト後半にはほぼ撮影不能になった。
たぶん、自宅で保管する際にMacの前にバッテリー&SDカードケースの裏蓋を開けたまま放置していたために梅雨の湿った空気(我が家はログハウスなので、屋外に比べると20%ほど湿度が低いことが多いんだけどなぁ...)がボディ内に入り、29℃の山麓から、15℃を下回る山頂に上がったことでボディ内に結露が生じたことが原因だろうけど、これまで使っていたCanon Powershot D10が全く結露を生じなかっただけに、とても残念な症状に思えた。
(*残念だけど、これからもサブカメラとしてCanon D10をバッグに忍ばせる必要がありそうです)
考え得る対策としては、自宅で保管する際になるべく防湿庫で保管するとか、山などの急激な温度変化が起きる場合は、撮影前に裏蓋を開けて通気させるとかだけども、前回のように水中撮影の際は裏蓋を開閉させることは出来ないし、以前使っていた防水ハウジングのように中にシリカゲルのパックを忍ばせるスペースも見あたらないので、撮影前に冷蔵庫の中でボディ内の空気を入れ替え、水中撮影直前までクーラーバッグに入れておくとかしか対策はなさそう。
ま、それでも雨や霧でもこのカメラのタフさや、登山用ウェアのポケットにすっぽり入る防水カメラとしてはとても小型軽量なボディは大きな武器となったし、このカメラの最大の美点であるレンズの明るさ=シャッタースピードの速さが、強風で揺れまくる野の花の撮影に絶大な威力を発揮したので、優れた野遊びカメラであることは間違いないだろうけども。
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by papapaddleraki
| 2012-07-12 09:37
| -写真