2012年 05月 05日
里山の自然 (OLYMPUS OM-D test shots Part.1)
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OLYMPUS OM-D+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3+1.4x Teleconverter EC-14
撮影テスト第一回は、OLYMPUS OM-Dで切り取った里山の自然。
デフォルトの設定のまま、全てカメラ任せで撮ってみました。実は今日初めて使うのでMENUが良くワカラナかっただけなんだけど(苦笑)。
これまで使ってきたOLYMPUS E-3(W142mm 810g)と比べると遥かに軽くて小さい(W121mm 373g)ので、フィールドでの機動性が相当にアップすることを目論んでいたけど、実際には重量のほとんどを占めていた三脚がカーボン製のGITZO mountaineer GT2531に替わったことで1110g軽くなった方が大きくて、E3→OM-Dの437gの軽量化はイマイチ体感できず(苦笑)
ただ、新採用の144万ドットの内蔵EVFは解像度も利便性も視力の悪い僕にはなかなか良い感じ(やはり色味は不自然だけど...涙)で0.03秒あるタイムラグも気にならないレベルだし、新しい画像処理エンジン「TruePic VI」のおかげで高感度ノイズがほとんど気にならないレベルまで抑えられているし、何と言っても1400mmレンズを手持ちで撮っても3枚に2枚は手ブレが出ないというボディ内手ブレ補正も秀逸(世界初のピッチング、ヨーイング、縦横シフト、ローリングの5軸だ!)。
今回はデフォのC-AFのままで撮影したので毎秒4.2コマだったけど、これをOFFにすれば9コマの連写も可能なのもネイチャーフォトの分野には有難いけど、やはり暗い“梅レンズ”にテレコンを咬ませると世界最速の合焦速度を実現した自慢のAF機構「FAST AF」システムもマトモに働いてくれないようで、AFが“迷う”状態も何度かあった。
↓この“No photoshop”な作例(笑)を見てもらうと判るけど、中級以上の人には全然物足らない“証拠写真”レベルの仕上がりでも、デフォ設定のまま&Mac+フォトショでのレタッチや補正をせずに撮りっ放しでこれだけ写れば、僕のようなビギナー~初級レベルのカメラマンを充分に満足させる性能は間違いなくあると思うし、機能的にも少なくとも2世代前のE-3と同じことは出来るのは確か、かな?
画がイマイチでも軽さという武器を生かして、重厚長大なNikonやCanonを持ち込めない領域にまで踏み込むことが出来る、というかつてのOLYMPUS OM-1が目指したジャンルに近いカメラという印象。オールマグネシウムボディでコミコミ¥94,320とコスパもそこそこ高いし(苦笑)。
写真“が”好きな人には決して勧められないけれど、写真“も”好きというアウトドアズマンに一押しでおススメなカメラです。
by papapaddleraki
| 2012-05-05 23:59
| -写真