2012年 02月 06日
TRIPOD 2
|
僕の一般的な野鳥撮影の機材は以下の通り。
ボディ:OLYMPUS E-3 ボディ 810g
パワーバッテリーホルダ:HLD-4 315g
リチウムイオンバッテリー:BLM-1 150g(75gx2)
レンズ:SIGMA APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM 1830g
テレコンバーター:EC-14 170g
フィルター:30g
ドットサイト(照準器):115g
ジンバル雲台:BENRO GH-2 1400g
同クイックシュー:79g
------------------------------------------小計 4899g
三脚:SLIK PRO 400EX(エイブル 400 DX-LE) 2480g
------------------------------------------合計 7379g
正直なところNikonやCanonの皆様と比べると断然軽いとはいえ、これを担いで野山をウロウロするには僕には相当な苦行。さらに三脚を除く機材の総合計がSLIK PRO 400EXの耐荷重5kgにほぼ迫っていることもあって剛性に少々不満もあり、もっと耐荷重の大きいものに換えるとなると...
禁断のカーボン製三脚の導入
これしかないのである。
で、僕が候補に選んだのは、カーボンに手を染める時は世界で初めてカーボン製三脚を発売した“The origin”GITZO made in ITALYと決めてたので...
GITZO mountaineer carbon 6x 4段 GT3541(1.98kg /18kg 550/1320/1610mm)
GITZO mountaineer carbon 6x 4段 GT2541(1.36kg /12kg 555/1300/1530mm)
(*サイズは、自重/耐荷重/格納高/伸高/センターポール全伸高)
機材はOLYMPUSなので軽いけれど1.4kgのジンバル雲台があるぶんそれなりの重量があるので3型*1(品番GT3□□□)が良いのかな(*BENROは3型以上を推奨)と思いつつ、3型は全て2kgオーバーで目的の軽量化を果たすことが出来ないので2型をチョイスすることに。
*1GITZOの型番の意味
GT2541を例に取ると、左の「2」はシリーズ名(パイプ径)、その次の「5」はカーボンの型番(アルミは3)、次の「4」は脚の段数、一番右の「1」はマイナーチェンジの回数を表す。
GT2541(2型のカーボンの4段)が軽くて小さく畳めて便利かなと、ほぼ決定してたんだけど、一応現物チェックしなければ!と、仕事帰りにちょこっと名古屋の某カメラ量販店に足を運んで実際に伸び縮みさせて使用感を確かめてみる。
まずは第一候補のGT2541を試してみると、正直なところそのコンパクトさよりも4段の脚を伸び縮みさせるのが結構面倒(これまで3段しか使ったことがないので。4段だと3カ所x3本=9回伸ばす必要あり)だし、一番下のパイプの細さが何となく頼りない感じもあって、隣に並んでた同モデルの3段・GT2531の方が魅力的。
GITZO mountaineer carbon 6x 4段 GT2531(1.37kg /12kg 650/1380/1610mm)
センターポールを使用せずに三脚のみ目一杯伸ばした状態で1380mm、これにジンバル雲台+E-3(HLD-4付き)でファインダー中心まで250mmで1640mmなんだけど、何と僕が普段履きのMerrell Jungle Mocを履いた場合のアイレベルにぴったり!
これまでの三脚が全てレバー式で、GITZOを触ってみるまではレバー式が断然便利だと信じていたんだけど、実際に使ってみると、どこを握っても回して調整することが出来るナット式の方がスピーディなことも判って...GITZO GT2531をお買い上げぇ♪
これで総重量は7379g→6269gへと1110gもの軽量化に成功!もちろん2年前より体重が1200g増えているってのは内緒(爆)
(*カメラ量販店だと¥80000近くしたので、触るだけ触って大変申し訳ないけれど購入せず。よくカメラ用品を買うアメリカのB&Hの価格($519.9+FedEx送料$138.6+消費税$15.6=$674≒¥51900)と比較し、それほど差がなかったので国内での最安値のショップにて5万円台前半でゲット。量販店さんでは埋め合わせにCanon D10のバッテリーを2個買わせて頂きました...苦笑)
by papapaddleraki
| 2012-02-06 15:42
| -カメラ