2011年 11月 03日
Steve Jobs,The Exclusive Biography II
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以前からこの人の性格とかどんなことをしていたか?とかは雑誌やウェブを通じて断片的に知ってはいたけれど、一冊目を2回読み返した段階では『こんな人が自分の周りにいたら大変だろうなぁ、困ったちゃんだよなぁ。』ってなネガティヴな印象が残った。要するに、このニッポンだと“決してこんな人になってはイケマセン”と反面教師として語られるような...最近の彼の輝かしい実績と“流行りもの”ってことだけで、この評伝に手を出した人の多くは後編を買うことはないんじゃないか?そんな気すらする、何ともやるせない前編だったように思う。
Apple復帰から始まるこの後編では、前編のひたすらに彼の傍若無人さを描くのとは一変、『やっぱりジョブスさんはスゴい!どんなに付き合いが大変でも、こういう人と仕事をしたいなぁ、いや、自分がこういう人にならなければなぁ。』ってなポジティヴな印象。
僕の場合、気に入った本は2回、3回と読んで理解を深めることにしているので、またこの本をもう一度か二度読んだ後で読後感をじっくり書いてみようと思う。
何はともあれ、顧客だけではなく、周りの人を幸せな気分に出来る和製ジョブスさんを目指したいものだ(爆)
さて、今日もフルタイムで仕事だったとは言え、この程度の厚さの本なら一時間と少しあれば読み終えてしまう速読派の僕がどうしてこれを読むのに丸一日掛かってしまったかというと、読書をしながらMacintosh Classic Padに手を加えてた...というよりもMCPに手を加えながら、休憩時間にこの本を読んでいたから。
工作ってのはいつも、もうこれで完成!って思っても、一晩寝ると翌日にはまた手を加えたくなる。で、今度こそ完成だと決めて、iPadをセットして定位置に置くんだけれど、その翌日にはココをああしよう、こうしようってアイデアが湧いてきて...なんだか、時間を掛けて塗り重ねるごとにどんどん絵の深みが増す油絵を描いてた時を思い出す感覚(苦笑)。
今夜の作業はスライドオープンのキーボードのベゼル。キーボードを出してる時はさほど気にならないんだけど、本体に収納した時に前面に大きなスリットが入ったままなのは、どうも僕の美的感覚では許せなくて(苦笑)
蓋にするかベゼルにするかで迷いつつ、結局可動部が少ない方がシンプルで丈夫だろうという結論に達し、Classicの前面のカーブに合わせてプラ板とエポキシパテで成形してひたすらサンドペーパーで削って...疲れたら「Steve Jobs II」を読んで、読み疲れたらまたサンドペーパーで削って、の繰り返し。
ほぼ狙い通りのベゼルに仕上がったので、明日にでも塗装を施してホンマにホンマの完成としたいと思う。
今日もお仕事でなかなか休みは取れないけれど、秋の夜長にオタク&読書は結構、楽しいもんです。
by papapaddleraki
| 2011-11-03 23:38
| -Apple&Macintosh