2012年 05月 23日






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2012年 05月 23日
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2012年 05月 22日
![]() 1mmや3mmは“怖い”“眩しい”“スケベに見える”と女性陣にあまりにも不評なので、少しマイルドな印象の6mmで(彼女たちが里帰りした時まで“1mmの快感”はとっておこう...笑)。 確かに3mmはともかく1mmは、太陽光の下ではほぼスキンヘッドで、RayBanをしてARQに乗ってる時に対向出来ない狭い道とかでクルマ同士が顔を突き合わせると、相手はどこまでもどこまでもバックして道を譲ってもらえたりする(爆) 自分ではスキンヘッドにしても、人相的には「強面(こわもて)風」というより「絶倫スケベ親父風」だと思ってるんだけど、とにかくサングラスは止めた方が良さそうだ(苦笑) 僕自身、若い頃はイカツく見られるなんてことは全くなくて、もちろん気も弱いしケンカもダメな付属育ちのお坊ちゃまだったので(ホンマかいな..爆)、逆に軟弱に見られてヤンキーに絡まれて痛い思いをすることの方が多かったし、そういう声と押しが強い“肩で風切る”タイプは正直苦手だった(今も)だけに、対向車が全速力でバックしてくれるのは、“失礼しちゃうわ、もう”ってな気分がして、とても心外なのだ。 じゃぁ、オマエはどんな風に見られたい?他人にどんな印象を与えたい?そりゃもう、上品&賢く見られたい。でも、ビィィ〜ン!と大音量で鳴るバリカンでセルフカットしてるパンツ一丁の自分の姿を鏡の中に見た時、ダメだこりゃ...そこに映っているハゲは、どこをどう見ても下品でスケベなエロ親父なのである。 ただ、ハゲも悪いことばかりじゃなくて、たまにはハゲで...というか欠点だらけ&ツッコミどころ満載で良かったなぁと思える時もある。 例えば、昨夜の夕食の時、ホントに些細などうでも良いことで、ともちゃんと口喧嘩になって、ヤバいなヤバいな、このままだと本気でケンカになっちゃうな、ってなタイミングで、ともちゃんが僕に向かって罵詈雑言を浴びせた後、最後にこう呟いた。 『何よ、部分日食みたいなアタマして!』 一瞬の沈黙、そして家族3人が無表情、次の瞬間、Azuがぷぷぷぷ...と堪えきれずに笑い出した。 ひっでぇなぁ、ぶ、部分日食って、なんだよ、ソレ! ぷぷぷぷぷ...ワハハハハ...ウヒヒヒヒ....それまでの不穏な空気をすっかり忘れて3人でノンストップで大笑い。 もちろん、知らない人に“部分日食”なんて言われたら、正直凹むだろうけど、女性陣が僕の悪口を言う時は、僕にジャレついて親しみの気持ちを表す時。決まって家族の関係が上手くいってる時だと分っているし、『とも、アナタ、ちょっと笑い過ぎ!』とAzuがたしなめてくれる優しさも嬉しかったりする。 部分日食...ともちゃん、座布団一枚!(爆) 【関連記事】 It is no use crying over spilt milk.(2011.12.26)
2012年 05月 21日
![]() 去年の秋に日食グラスをゲットするところから始まり、カメラ用ND5フィルターやら家族の人数分の日食グラスやら...一昨日には“キンカン日食”のテスト撮影までやって準備を進めてきた我が家の金環日食狂想曲。いよいよ本番の朝。 いつもより早くセットした目覚まし時計のベルが5:30に鳴り響き、いつもならグズグズマゴマゴしてなかなかベッドから出ない低血圧な僕も、一発でお目覚め...だけど、僕の真上にある天窓を見るとどんよりとした雲に覆われた灰色の空(涙) ![]() 『今日はもうダメだから、もう一度お布団でヌクヌクしようよ♪』と誘う“悪魔の僕”を振り切って外に出てみると、北東~西~南西の空は雲に覆われているけど、真東~真南の90°だけ青空が覘いている。太陽は東北東の低いところで既に輝いていて、iPhoneアプリ「金環日食2012」で確認すると、北寄りの雲の境目から青空へ...太陽が欠け始めと同時に青空へと移動する計算で、このままで行けば、間違いなく見られる!おおっ、奇跡だぁ! ![]() もしもピーカンだったら遮るものも電線もない東に開けた場所(=三重県の場合は必然的に海)に行って撮影しようかとも思ってたけど、雲の動きがまだ読めないので、ログハウスの前にカメラをセット。何だかこういう記憶に残る歴史的瞬間は家族と過ごしたいな、ともちゃんやAzuと並んで体験を共有したいなとも思うし。 (Azuに子供が出来て、次の日食を見上げながら『2012年の時はおじいちゃんと一緒に見たのよ。』なんて会話になったらイイなぁ、なんてね...苦笑) ![]() 公園の茂みに自作ND5フィルターを取り付けたRICOH G600をセット。インターバル機能を使って3分ごとに自動撮影し、太陽の軌跡を全て撮影しようというアイデアなのだ。 6:17:14(実際に目視出来たのは10秒後)、太陽の右上が少し平らになったかな?という感じで日食が始まった。明らかに欠け始めたなって判るのはさらに30秒後で、ND5フィルターを装着したOLYMPUS OM-D+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3+1.4x Teleconverter EC-14のEVF越しに覗くと太陽表面の黒点や周辺減光(温度と大気密度の違いから真ん中に比べて辺縁が少し暗い様子)もくっきり観測出来る。 ![]() “キンカン日食”でのテストで撮影手順や露出の目安は付いているものの、慣れないND5フィルターでの撮影だけに、様々な露出を試してはSDカードを抜いて階段を駆け上がり、書斎のMacのモニターで仕上がりをチェックを繰り返し適正露出とEVFの見え方の落差を掴む。どうやらEVFでの適正より1段絞り込んでやるとちょうど良いようだ。 ND5フィルターで1/100000に減光するとさすがにAFが全く効かないのでフォーカス(ピント)はマニュアルで。合焦(ピント合わせ)の目印に太陽黒点が最適だと判ってからは非常にラクに合わせることが出来た(その際に倍率を上げられるEVFが大活躍)。 また、OM-Dの新機能「超解像ズーム」(デジタルズームの別名です。画像処理エンジンを使った画質補完機能で、デジタルズームながらオリジナルサイズで出力出来る)も相当に有効な武器となる。OM-Dのはx2なので、500mm+1.4xテレコン=35mm換算1400mmの2倍→2800mmでの撮影が可能...太陽をちょうどフレーム一杯に写し出す! ![]() ともちゃんがトーストとコーヒーをトレイに載せて運んでくれたので、家族3人でパンをかじりながら撮影続行。その間にも太陽はどんどん欠け続け、ついに金環食の瞬間を迎える。おおっ!とかああっ!とか...言葉にならない感動が僕たちを包む。 正直、EVF越しの映像はただの輪っかでしかないけれど、家族で並んで日食グラス越しに見上げる実像は涙目になるぐらいに感動的だ。 ![]() カメラって所詮はヒトの作った道具なので、F1.0(ホントはF2.1らしい)の明るいレンズと画素数(≒色を認識する錐体細胞)1300万個+明暗を認識する桿体細胞が2億4000万個もあると言われる人間の目、そして聴覚、触覚、嗅覚...五感で感じた金環日食の瞬間の空気感を写真で再現するのは何とも難しい。空は青空なのに、建物や植物がセピア色に見え、影がカクテル光線に照らされた野球場みたいに輪郭がぼやけて二重に見える不思議な光景...独特の空気感は決して写真には出来ないものだなぁと確信する。 ![]() (秘かに狙ってた日面のハエ=飛行機通過は2度ともパンをかじってて失敗...涙) ネコのうりは全然反応なし(苦笑)だけど、金環食が近づくにつれて行動に変化が生まれたのが野鳥たち。それまで空を飛んでいたのに、周囲が変な色合いの空気になるに従って、木の枝や電線、そして地面に下りて(ヒバリやセキレイまで)、くちばしを目一杯開いて声の限りって感じで盛んにさえずり始める。うりをイジメる“野獣系”ツバメ夫婦も、この時ばかりは何が起こったのか理解出来ない感じで、電線に留まったまま悲鳴のようなさえずりをあげ続けていた。 ![]() このままもっと観ていたい!そんな素晴らしい天体ショーも、この地ではたった4分10秒。太陽の右上から左下へと移動する月が太陽の下弦に触れた瞬間、月表面の凹凸の地形で漏れた日光が様々な色に輝きビーズのように連なって見えるベイリービーズ(Baily's beads)現象で金環食は終了。仕事に行かなくてはいけないぎりぎりまで撮影観察を楽しんで、今回の天体ショー観察会を終えた。 公園の茂みにセットしたインターバル撮影中のRICOH G600の回収をともちゃんに頼んで、さぁ、仕事だ! ![]() Click on image to enlarge 1200 x 1200pixels
2012年 05月 20日
![]() 夕方バイクショップPのSさんから電話が入り、モトコ2号のレストアが完了したとのこと。キャブレターが完全に詰まってたってのを皮切りに、タイヤのひび割れ(新品交換)、ホーンが鳴らない(新品交換)、テールランプが点かない(ケーブルとリレーの交換)などなど、見た目のキレイさとは裏腹に様々な箇所で不具合が見つかり、OHと修理に預けてから一ヶ月以上を要してしまった。 でも丁寧に不具合を直していよいよ完成!仕事を終えてからモトコ2号のリフレックスシルバーのカウルとモトコ1号を積み込んで(QR50のキャブレター移植のため)引き取りに向かう。 ![]() 作業内容はタイヤを新品交換、新品バッテリ−、新品ホーン、新品リレー、電装ケーブル、プラグなど電装系をごっそりリニューアル...諸々のパーツ交換とエンジン&駆動系&サスのOH、キャブ清掃e.t.c....かなり手が入ってるけど、完全ノーマル、オリジナルのモトコンポが嬉しい。 Sさんと一緒にカウルを取付け、ショップ前の駐車場でエンジンテスト。キック一発でブルルン!と始動。エンジン音はとても軽やかで昔聞いたラッタタ♪のロードパルみたいな音色だ(笑) ナンバーを家において来たし今日はもう時間も遅いのでテストドライブはお預けだけど、取りあえずモトコ1号を下ろし、2号を積み込んで自宅へ。 ![]() 自宅に着くと、早々と取得済みのナンバープレートを取り付けて、自賠責保険証を書類入れに収めて、家の前でちょこっとテストドライブ(笑) テストライダーは夕ご飯の準備をAzuに任せて飛び出して来たともちゃん。 『楽っしい!ナニコレ?オモチャみたいなのに、良く走るわねぇ♪』 家の前の坂道を満面の笑みを浮かべて行ったり来たりして『ウキャキャキャキャ♪』 ...申年、おサルに変身!(笑) ![]() 高校1年生(バイク通学)からムスコを産む10日前(百貨店のバイト)まで自主規制前の“走り屋”YAMAHA JOGでブイブイ言わせてた彼女はメッチャ楽しそうにモトコ1号を乗り回し... 『コレ、すっごく楽しい♪ワインレッドが1台欲しいかも!』 さ、さすがに3台目はないけれどiPhoneで流し撮りした写真全てが笑顔♪ってのは僕まで嬉しくなって来るものだ。 このトボケたほのぼのした雰囲気、ミニマム感が薪棚前の野花や田んぼ道に似合う感じ。 早速スピードメーターが動かなくなったりしたけど、直しながら大切に乗りたいと思います。 ![]()
2012年 05月 19日
![]() 月曜日の金環日食に備え、ND5(ND100000相当)のフィルムを入手して太陽撮影用手作りフィルターが完成した。ぶっつけ本番で上手く撮影出来るほどのテクニックも天体撮影のスキルもないので、撮影テストを敢行することに決める。 でも、ただ太陽を撮影したって面白くないし、実際の金環日食とは露出も設定も何もかもが違うのは月食撮影で経験済み。そんな時、ふと思いついたのが、月に見立てた球形or円形のオブジェクトを太陽とレンズの間に置いて撮影テストするというアイデア。部屋を見渡すと真っ先に見つかったのがバスケットボール、キャンプ用のアルミ皿、ウォールクロック...結構、球形&円形のモノって多い。 ![]() ただ、問題なのは太陽の視直径とレンズのバランス。太陽(月も)って思ってる以上に小さくて、視直径はたったの0.53°...これは腕を伸ばして持った五円玉の穴の大きさとほぼ同じ。フォーサーズの500mm+x1.4テレコンは35mm換算で1400mmに相当するから...オブジェクトをセットしてカメラに戻る間に太陽が移動する時間だとかも考慮しながらオブジェクトの大きさとカメラとの距離をアレコレ計算して導きだした答えは35mmΦ。 次に考えたのは、せっかく撮るんだったら、月のように綺麗にリング状に反射してくれる素材を選びたい。書斎のハロゲンライトを様々なモノで隠してみると、ビール瓶が最もいい感じなのだ。ビール瓶に近い色合いで35mmΦと言えば、栄養ドリンク?あ、ちょっと待て、確か“アレ”もそのぐらいの太さじゃなかったっけ? ![]() その“アレ”とは株式会社金冠堂の「キンカン」...そう、金環日食じゃなくキンカン日食じゃん!思いついた瞬間、自分の素敵かつバカバカしい思いつきに自分で爆笑。うひひひ...これは我ながら良いアイデア! この“オヤジギャグ”な企みが楽しいと感じるってこと自体がオヤジの証拠なんだけども、昼休みにわざわざ薬局へキンカンを買いに行く自分がちょっと好き(苦笑) 『スミマセン、キンカン下さい。』 『どうされました、虫さされですか?肩こり?』 『え、あぁ、む、虫さされです。』 『虫さされでしたら、ムヒの新製品が効きますよ。』 『あ、いや、キンカンが良いんです。』 『じゃ、これどうぞ。』 『えっ?こ、これパッケージは似てるけど“エーカン”って書いてありますけど...。』 『キンカンと同成分でお値打ちなんですよ。』 『で、でも“エーカン日食”ってのはないので...』(モゴモゴモゴ) キンカンじゃないとダメなんですう!と叫んで、薬局のオバちゃんに何とか35mmΦのキンカン(小)(55ml)をゲット! ![]() 仕事を終え、早速家の前で撮影テスト。最初は長い竿にこの太い針金で吊るしてみたんだけど、どうしても針金が写るので、キンカンのキャップ側の先に強力両面テープでステーを咬まし、ピアノ線で吊って、絞りを開いてピアノ線をぼかして...苦労して撮影(バカ)。しかも撮影中に夕方のお散歩の近所の皆さまが何名様も通過。竿の先にキンカンの瓶をぶら下げて写真を撮ってる僕を見て、言葉を失って僕と目を合わさず小走りで...どうやら木の芽時のご乱心と勘違いされた模様(涙) たぶんキンカン日食よりも金環日食の撮影の方が断然ラクだと思われます。
2012年 05月 18日
![]() iPhoneをここまで近づけても逃げようともしない堂々とした感じ&くっきりした白い肩章、フォーマルな雰囲気の色合いが“Blue Admiral(青い提督)”という英名に相応しい。 ...この蝶の英名が「青い提督」であること、その名前が海軍将校の制服にある白い肩章に似ていることに由来すること、そればかりかこの蝶が「ルリタテハ」であることすらも、普段から持ち歩いてる図鑑の受け売りだ。 僕のビジネスバッグ・GREGORY Mission Packにはいつも野草と樹木のポケット図鑑が入っていて、そして最近、この2冊にヤマケイポケットガイド⑨「チョウ・ガ」も加わった。iPhone4にはBIRDSONG for iPod(アプリではない音声データ集)が読み込ませてある。 出先で美しい野の花や野鳥、蝶に出会ったらいつでもどこでも同定出来るというわけだ。 もちろん自然観察は美しい生物に出会って、“美しいな”とか“カッコいいな”と感じることが基本の“き”だとは思うけれど、そこからさらに興味を持続させるためには、図鑑やMacでアレコレ調べて、その生物について生態やウンチクを深く知ることが大切だと思うのだ。野の花なら図鑑を開いて、花の色と開花時期、生育場所から花の名前を調べ、iPhoneで検索してみる。子供の頃は花を見ただけですぐに名前を覚えられたもんだけど、この歳になるとすぐに忘れてしまうので(涙)、なるべく多くの情報を読んでちょっぴりで良いので自分の頭で考えてみることが必要。本来の自然科学にはない情報...例えば、花の雰囲気から花言葉を想像し、実際の花言葉を調べてその落差を楽しんでみるとか...目の前の花を見て、愛して、調べて...こういう過程を経ているうちに自然と名前を覚えられていることに気付く。 高校時代、単語帳を使って英単語を丸暗記しようとしたり、年号を語呂合わせで唱えて世界史のテストに備えた記憶はほとんど忘れてしまった僕。でも、大学時代に実際に海外に出て、英語やスペイン語を話し、様々な場所を旅しているうちに、自然と身に付いた言葉や知識は何年経っても忘れないもの...“覚えなければならない”ではなく“知りたい”“覚えたい”という衝動こそが大切。 “学び”の一番の早道は“好奇心”...こういう大切なことを、出来れば学生時代に気付きたかったもんだな(苦笑)
2012年 05月 17日
今朝の朝刊9面。「オール電化 節電の足かせ」「全国485万戸 原発2~4基分電力余計に」という記事。その中に「日中に電磁調理器を使わないで」と僕の記憶にある限りでは初めてIHクッキングヒーターの使用自粛に言及している。3.11とその後の電力不足を経て1年以上が過ぎた今、ようやくオール電化の問題点を取り上げるなんて“新”しく“聞”くという名のメディアが聞いて呆れる(苦笑)...ま、でも、一年後とは言えスポンサーの失態を記事にした勇気にはパチパチパチ。 オール電化は原発由来の電気。だから太陽光発電は始めてもオール電化にはしない...電気の仕組みがイマイチ理解できてない僕でも分かる理屈。 需要に合わせた出力調整や運転停止が出来ないゆえに、需要が少ない深夜も発電し続ける原発の電気をもっと使って欲しい。そして深夜電力の需要を大きくすることで、間接的に一般家庭の原発由来の電力への依存を高め、“原発がどうしても必要”という世論を作って、さらに原発増設に繋げたい...そんな電力会社(≒国)の意図がミエミエだったゆえに、どんなに甘い言葉で誘われても「太陽光発電welcome,but no オール電化」という一般的には特殊な選択をした我が家だ。 (*あえて薪ストーブのことは書きません。僕には日常であっても多くの場合は現実的ではないので...笑) 電力会社(≒国)が思い描いた原発増設(その先にある安全保障上のアレ)への道筋は、3.11によって、事実上絶たれてしまったけれど、その後に残されたのは、昼間と同じコストで発電するしかない火力発電由来の電力を「そんな時代でしょ!」って言葉に乗せられて高価なオール電化機器を導入した10%の家庭に採算割れで供給するしかないジレンマのみだ。 去年5月に資源エネルギー庁が発表した「家庭の節電メニュー」というPDF。このPDFを見てまず気付くのはIHクッキングヒーターの消費電力の大きさ(5600W)。これは家庭内での消費電力ではダントツで、2番目の電子レンジやアイロン(1400W)の実に4倍、熱中症を恐れつつも止めなくては!なんて良く話題に上るエアコン(800W~1000W)の6~7倍!にもなる。 しかも電子レンジやアイロンは長くて数分の使用に留まるけれど、IHクッキングヒーターでカレーを作ったら、十数分~数十分はONにし続けるわけで、電力消費が多い平日の日中(9~20時)にIHクッキングヒーターの使用自粛は、もっと早くもっと強く呼びかけるべきではないか?と思うのだ。 以前も何度も書いたように、キッチンのコンロやお風呂の給湯は熱エネルギーだけを必要とする、いわば低級なエネルギーだ(お酒で言えば料理酒)。それなのに、重油や天然ガスでお湯を沸かして水蒸気を発生させ、その水蒸気でタービンを回して発電し、無視できない送電ロス(65%)を生み出しながら電力を各家庭まで送電。その電気を使って電磁誘導による渦電流を発生させ、その渦電流のジュール熱で調理したりエアコン室外機の逆の仕組みでお湯を沸かしたりするという複雑さ。 メリットと言えば給湯では電気代、IHではプレートの掃除が楽で火災になりにくいぐらいで、高価で使用する鍋を選び、オーブン的な使い方に工夫を要する...電気という高級な、洗練されたエネルギー(お酒で言えば大吟醸)は電気でなくては動かない機器での利用に留め、熱エネルギーに再変換するなんてモッタイナイ使い方はせず、単純に石油や天然ガスを使う。給湯は太陽光発電に比べると驚くほど安価でハイテクで高効率、建物に負担を掛けることもないセパレート式の太陽熱温水器を導入する。 僕的にはこれで良いと思うんだけど...。 【関連記事】“ヘンタイ”と呼ばれても(2011.4.12) “ヘンタイ”と呼ばれても2(2011.4.30) 芦浜の記憶が消えないうち(2007.12.17) *今は株主ではありません オール電化考(2006.10.23) オール電化考 其の弐(2007.12.22) オール電化考...再び再び(2008.3.3) 焚柴火炉不忘割薪(2006.12.24) 少しばかり覚悟が必要です(2007.12.30) ま、もちろんそれは僕が昔から原発に対して“アレルギー”がある(見えない放射能に対してだけではなく、原発候補地の旧き佳き小さなコミュニティを←こんな風にメチャメチャにした電力会社の札束攻撃に。)から。 そんなわけで、今なお原発が必要、すぐに再稼動すべきと感じているらしいこの国の大多数の人にとってはどうでも良い話かもしれないので、あくまでも個人的なブログで文系オヤジが呟いてる少数派ゆえの戯言ってことで、感情的な批判や専門的な反論はご容赦のほどを。 正直、スペイン語の挨拶ぐらいは出来ても、この手の話は答えられませんから...(苦笑)
2012年 05月 16日
![]() 着替えとカヌーの積み込みを終えた僕らは、新緑が美しい桜並木の長良川沿いを歩いて川原町へと進む。川原町...長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く「湊町・玉井町・元浜町」の街並みの通称で、趣のある格子戸のある古い街並みが今も残っている。 狭い間口に長い奥行きという典型的な「町家」が軒を連ねるこの界隈。その昔、長良川の水運が盛んな頃に川港として栄え、現代は長良川鵜飼の観光客がそぞろ歩きを楽しむエリアとして、多くの商家がそのレトロな雰囲気を残したまま営業中なのだ。 ![]() 長良橋西詰の観光案内所で、とても分かりやすい絵地図をゲット。その地図を開きながら川原町の散策を楽しむ。若い頃は駅南口の伝説の歓楽街のイメージばかりが先行してた(苦笑)岐阜だけど、多くの地方都市が“ミニ・トーキョー”を目指す中、市内の中央を日本屈指の清流が流れ、山歩きと歴史散策を楽しめる金華山がそびえる街。伝統文化を大切に守りつつも、それらの多くを観光に結びつける...岐阜市は地方都市のこれからのあり方を先取りした、とても素敵な街だと思う。 ![]() カヌーでの長良川DRが少し長引いて、みんなお腹がペコペコなので、まずは絵地図で見つけた町家カフェ「川原町屋」に入ってランチ。和紙問屋を改修しカフェにしたという店内は、間口の狭さからは想像出来ないほどの奥行きがあり、エントランスの和雑貨コーナーから、食事を楽しめる蔵まで数十m!旧き佳き町家の趣を残しつつ、モダンさもあるインテリアに囲まれていただく季節の素材を練り込んだ練り麺のざるうどんは、初夏のような日射しの下でダウンリバーを楽しんだ今日に僕らにぴったり。大変美味しゅうございました。 ![]() 川原町屋のスイーツもなかなか魅力的だったけど、次のお店に行けなくなるからダメ!という女性陣の禁止令もあって、後ろ髪を引かれつつAzuのお土産に桜の香りがする練り香水をひと瓶買い求めて、川原町の路地裏を探検しながら西の端にある「ナガラガワフレーバー」へ。ここはケーキ屋とベーカリーと家具屋と陶芸と...長良川のほとりで『7つの香り』をテーマにした7つのお店が集まったショップ。 ここで、まずは先ほど“待て!”が入ったケーキを(笑)ショートケーキや絶品のミルフィーユ(by ともちゃん)をいただきながら、河原でのお喋りの続きを楽しむ。 sweets&talkの後は、隣の326(TRE DUE SEI=トレ・ドゥエ・セイ)で君んち家族何人ですねん?ってぐらいに山のようにパンをお土産。 ![]() 何だかバーゲンの帰りみたいに袋を両手に抱えて旧い街並を散策してたら、あっという間に夕方。子育てのこと、野遊びのこと...様々な話題に花を咲かせながら夕暮れの岐阜公園を通り抜けてクルマを停めた河原の広場に戻った僕らだった。 マジコさん夫妻は夕方までに帰宅しなくちゃいけないってことで、今日はここでお別れ。僕らはAzuのデッサン教室が水曜日になったおかげで、21:00までのんびり遊べるようになったので、まだタイムリミットまで4時間以上...iPhoneで渋滞情報を見たら名神の工事渋滞にプラスして通勤ラッシュが始まっているので、高速道路を使わずに岐阜から桑名まで長良川の堤防道路で...ホオズキみたいなオレンジに輝く夕陽に照らされている美しい夕景を楽しみながらドライブ。途中、ふたりでゆったりと夕食を楽しんで20:00過ぎに帰宅した。 ![]()
2012年 05月 16日
![]() 僕のカヌー仲間の間には以前から“アウトドア奥さまの会”AWO(正式名称:野遊び夫の妻のための被害協議会=Association of Wives against outdoors-husband's victims...苦笑)という非公式なネットワークがある。文字通り、野遊びが好きな、家族にとってはとても傍迷惑な旦那を持つ奥さまたちが、時々集まっては旦那の悪口を言ってスッキリする集まりだ(会員数3名?...苦笑)。 先月、旦那たちがお仕事している間にそのAWO定例総会が名古屋だか三重だかの某所で開催され、普段から溜まりに溜まった野遊び旦那への不平不満をぶちまけて、憑き物が落ちたみたいにスッキリして帰ってきたともちゃんだったけど、その場でマジコさんちのnokoさんと5月の水曜日に一緒に遊びましょ♪と約束をしてきたらしい(“本末転倒”“ミイラ盗りがミイラに”とは、まさにこのこと?...苦笑)。 あとは旦那同士で...ってことなので、マジコさんと相談。本日、条件が良ければ長良川をダウンリバー(DR)、風が強かったら低山の山登り、雨だったらマジコさんちの居心地抜群のリビングでお喋り(笑)に決定する。 ![]() 目覚めると、明け方まで降り続いた雨も上がり、晴天!お天気が劇的に好転するタイミングということで若干風が強いので、一応カヌーと山歩きの装備の両方をカリーちゃんに積込んで、7:30に家を出る。名神の集中工事による渋滞で一部R22に迂回したこともあって、約束より5分遅れの9:05に関ICそばの待ち合わせ場所に到着。何年ぶりだろ?ってぐらいに久々のマジコさんとの再会を喜ぶ間もなく、マジコ家のキャンピングカー「サリーちゃん」の後に続いてスタート地点へと向かう。今日のスタートは岐関大橋下流右岸の溝口公園。ここから約10km下流の金華山・岐阜城下を目指す。 まずは溝口公園でそれぞれのクルマからカヌーと装備と女性陣を下ろし、ゴール地点へクルマを回送。カリーちゃんをデポして再びスタート地点に戻り、10:30スタート。 ![]() マジコさんによれば、この時期の長良川は田んぼに水を取られて渇水気味、しかも田んぼからの濁りも入って透明度もイマイチなのだそうだけど、宮川をホームリバーにしてる僕らからすれば、充分な水量...さすがは中部を代表する大河・長良川って感じがする。さすがに中流域の下半分のこの辺まで来ると、両岸に人工物も多く護岸も整備されていて“自然のままの川”の味わいには欠ける部分は否めないけれど、センターヨークにぶら下げたGPSの速度表示は8~10km/hを表示して、こんなに川幅が広いのに目まぐるしく景色が変わっていくのが新鮮だ。 ![]() スタートして間もなく、今回のコース唯一の瀬である番場山の直角カーブが迫る。“お父さんだけ”なら本流に乗って右岸のテトラギリギリを通ってドカン!と大波にぶち当たりたいところだけど、『まだ泳ぎたくないのぉ♪寒いのヤなのぉ♪』と言うバウの女性陣の意見を尊重して、少し左岸寄りにコースを変えて瀬に進入。 それでも宮川にはないレベルの波をザブンザブン被って、ヒャッホー♪瀬の出口で左岸寄りを行くマジコ艇が隠れテトラに乗ってクルリと回るアクシデントもあって、ウヒャウヒャゲラゲラ大笑いすることが出来た。 ![]() 番場山の瀬を越えると、正面に三角形の整った形をした金華山と山頂の岐阜城が見える。ここから長良川は人家や道路と別れ、自然のままの景色を取り戻す。空の青と輝くような緑の山並み、そして滔々と流れる大河・長良川...マジコさんは風景はイマイチみたいに言うけれど、全然そんなことなくて、伸びやかで心からリラックス出来る風景!素晴らしいじゃないっすか! 『ウララ~、ウララ~、春ウララ~♪』 へっ?何、腰振ってるの? 『この川、ワタシのためにあるっ、ヘイ♪...な気分よね。ホント麗らかぁ〜♪』 『・・・』(ともちゃんの替え歌のあまりのバカバカしさにノーコメント...爆) ![]() 『赤い橋脚なのに藍川橋、なんです。』なんてマジコさんのひと言にクスリとさせられながら藍川橋をくぐると、川面スレスレをタンポポのような真っ白な綿毛がフワフワと無数に飛んでいる。綿毛はひとつ、またひとつと川に落ち、僕らのパドルが起こす渦に巻き込まれてクルクルと回る...まるでジブリの映画のワンシーンのように詩的な光景! 『いい感じねぇ、ワタシ、この川、好きかも♪』 で、出た!やたらと惚れっぽいともちゃんの“好きかも”宣言。 ま、嫌々漕いでるより、好きになった方が何倍も楽しいよね、きっと(苦笑) ![]() 千鳥橋で大きく右にカーブした辺りから、向かい風が強くなる。ともちゃんのSeattle Sombreroが何度も飛ばされるほどの風。少しパドルを漕ぐ手を休めると一気に横向きにされるので、ふたりで息を合わせてカヌーの向きを維持して進む。 風も強いし、左岸の日野堂後公園の河原で消防団がレスキュー訓練してるのが見えたので、手前右岸に初めての休憩。河原に座ってアレコレと(...でもやっぱり子どもたちの話題になる...苦笑)お喋りを楽しむ。 ![]() 15分ほどお喋りを楽しみながら風待ちをしてたけど、風は弱まるどころかさらに強まって、水辺に着けたカヌーが上流に向かって回されるほど...。これはもう早めにリスタートした方が良さそうですねってことで、河原に広げた荷物をまとめてダウンリバー再開。 藍川橋では遥か彼方に見えていた金華山がもう間近。右岸には岐阜市街のビル群...こんな都心を漕ぐ経験はあまりないだけに何とも新鮮な感じだ。 とてもユニークなカタチの鵜飼い大橋(橋脚を吊っているワイヤーが鵜匠が手にした綱を表している)をくぐり、金華山の山影に入ると向かい風がピタリと止んで、滔々と流れる長良川の美しい流れに乗ってのんびり浮かんでいるだけで、ぐんぐん下流へと運ばれて行く。 ![]() 左岸に岐阜公園の森。公園の駐車場から河原へと下りる小径を目印に、岸辺へとカヌーを寄せ...お昼前にゴール。 『何だかあっという間ねぇ。』ともちゃんはパドルをグルグル回して、まだ漕ぎ足りないみたいな表情。でもこのダウンリバーは今日のメインアクティビティではなくて、マジコ家と観光客モードでの食べ歩きがしたかったんでしょ?(爆) カヌーを駐車場近くまで運んだ後は、すでに木陰でお喋りモードに入っている女性陣を河原に残し、僕らはスタート地点に置いてきたサリーちゃんを回収に向かい、再びゴールに戻ってそれぞれのカヌーと装備をクルマに積込んで、長良川DRを終えたのだった。 ![]()
2012年 05月 15日
Masaから楽しい大学生活の話題を聞かされているせい?
ここ数ヶ月、Facebookで懐かしい高校時代の旧友たちと再会しているせい? それとも『レガッタ〜君といた永遠〜』のDVDを毎日2話づつ見続けたせい? 昨夜、自分が高校生一年生になった夢を見た。もちろんハゲヒゲ親父のままではなく、ピチピチツルツルの肌とフッサフサの髪の高校一年生の自分に戻る夢だ。 不思議なことに知識や思考は46歳のまま。でも高校生の友人たちが特に子供っぽく見えるわけでもなく、たぶん今の僕より年下の先生たちに違和感もなく...。 ただ、まるでドラマの総集編や、打ち切りが決まったドラマの最終回みたい(*「レガッタ」の最終話は観ているこちらが忙しなさを感じるほどスピーディな展開だったな...苦笑)に時間の流れというか、展開の早い夢で、弓道部に行ったらもう入部は締め切り(!)だと言われ、ボート部に入部して、必死で練習をして、3年生になって奥伊勢湖でのインターハイ予選に出場する。 ところが、そこで宮川高校の一年生に3挺身という大差をつけられてインターハイ出場の夢を絶たれ、大声を上げて号泣して...そこで目が覚めた。 ああ、夢だったか。 でも実際、僕があの時、弓道部じゃなくボート部に入部していたらどうだったんだろう?ベッドの中で少し考えてみる。中学時代はバスケ部でかなりシゴかれたし、家業の手伝いもやってたから、筋力や心肺能力は人並み以上だったと思う。でも不器用だし、何たって手足が短いのが致命的(ほぼ同じ身長のMasaより手のひら1つぶん短い)...きっと今日の夢のように県大会敗退が関の山だったろうなって思う。 もちろん今の自分に満足しているわけではなくて、過去の自分に後悔も多いのは僕だけじゃないとは思うけど、だからと言って人生をもう一度やり直したいってことは思ったことだけはない。今の僕を支えてくれている人たちとの縁がとても大切に思っているし、その関係をリセットしてまで全てをやり直すなんて考えるだけでもおぞましいし、もう一度やり直したとしてもたぶん別の人生を選ぶ勇気は僕にはないだろうから。 でもMasaの高校3年間を共に生きて、ボートの青春メロドラマなんかを見た今の僕が、もし今朝の夢みたいに高校一年生に戻ったら迷わずボート部の門を叩いているだろうな。(実際には相武紗季ちゃんも若槻千夏ちゃんも居ないだろうけど...笑)...そんな気分。 実に悔しいけど、今のMasaは僕が夢に見た世界のまっただ中に居て、しかも僕の夢の中で夢見た夢(ややこしい)に限りなく近い場所に居る。インターハイではもう一歩で決勝、今だって頑張って手を伸ばせば早慶レガッタにも充分に手が届く位置。自分だったらどうする?Masaと話していて時々そんなことを考えることもあるけれど、自分の過去を振り返ってみた時、僕の人生のその時その時の判断に親父は全く介在していない...つまり好きなようにやらせてくれたわけで、だからこそ良し悪しはともかく「もう一度やりなおしたい」って気持ちにならずに済んでるのかなぁ、と。 星一徹はやっぱりイケナイ父親だ。星飛雄馬がジャイアンツのエースになったからどちらかと言えば美談になってるけど、彼が2軍で燻ったままだったら飛雄馬はヘンテコなギプス着用まで強要して我が子の職業選択の自由を奪った父を恨み続けたと思うから(苦笑)。 立派かどうかはともかく、何でも自分で判断して行動しようと頑張ってる息子にアレコレ口出しするのは、これまで通りやめて見守ろう。 今朝見たタイムスリップの夢を思い出しながら、そんなことを考えた。 movie:「The Regatta」...残念ながらKEIOバージョンだけど(笑)
2012年 05月 14日
![]() この3日間で11人の面接をした。若い子の1人が実家の家業を継ぐことになって、6月までに新しい正社員さんを探さなくてはいけなくなったのである。 8:30〜17:00残業なし、完全週休二日+祝祭日お休み、保険等完備で初任給は公務員に準ずる+交通費と(三重県内としては)まずまずの条件ながら、紛うことないバリバリの3K、しかもシャチョーがこの僕(笑)なので、ま、面接希望者が現れるまで気長に待とうって思ってたんだけど、ハローワークに求人票を出したその5分後から電話が鳴り止まず!3日間にアポして来てくれた23歳から38歳までの11人と第一次=最終面接に臨んだという次第。 実は僕はこの面接というヤツが心から苦手で、出来れば僕の代わりにやってくれる人を雇いたいって思うぐらい...あ、でも面接官を雇うための面接が必要になるなって1人でボケとツッコミをして苦笑い。 ハローワークの限られた情報で、全く馴染みのない業界の面接に臨む若い人たちもそりゃ大変だろうけど、自分の会社の命運を左右する“1人”を選ばなくちゃいけない僕も結構大変。しかも最近はハローワークとかで履歴書の書き方とか、面接に臨む服装とかの指導が行われているのか?どの若者もちゃんとした履歴書を持参して、TPOをわきまえたちゃんとした服装でやって来る(面接する側=僕は普段通りにチェックシャツをoutしたジーンズ+ジャングルモックなのに...苦笑)もんだから、ひと目で明らかにこの子はダメってことがないので困ってしまうのだ。 しかも今回は23〜38と年齢層が広く、20代の子はついついMasaと、30代後半の人は自分と比べてしまい、しかも大方の場合Masaや僕よりしっかりしてるから始末が悪い(爆) TVや新聞で就職活動のニュースを目にするたび、男の子も女の子もみんな制服のようなダークスーツを着て、同じ髪型をして...という就活に大いに違和感を感じていた僕。もちろんジャージにサンダル履きで就活に臨むとかは論外だけど、例えばスーツの色や光沢を少し変えてみるとか、女の子だったら髪型や色を少し人と違ったものにするとか、許される範囲で自分らしさを表現してみるってのは許されないんだろうか?それってやっぱりルール違反なのかな?って。 企業側も個性ある独創的な思考や“生きるチカラ”を重視する、とか言ってるわりにはアタマが堅いよなぁ...そんな風に思っていた。 でも、今日11人目の面接を終えて感じたのは、もしこれで服装も髪型もバラバラ、履歴書の書式も全く統一されてなかったら、目に見える違いに気を取られて、その子の本質を見誤ってしまうよなぁってこと。個性を隠すことで際立つ個性ってあるんだなぁって。 もちろんたった15分やそこらの短い時間で、その子の良さを発見出来るとは思わないけれど...とにかく減点法ではなく加点法で、その子の良さげな所だけを観るようにして、最後の1人の面接を終えた。 人を見るって、実に難しい。しかも選ぶのはたった一人だけど、この先何十年もの間、本人さんだけじゃなく、独身の子はそのご両親、家族持ちの子は奥さんや小さな子供さんまで含めて責任を持たなくちゃいけないわけで...チキンハートの僕のには相当なプレッシャーとストレス。 ここ数日、疲れて9時にはうりを抱いてGo to bed、夜中にヨロヨロと起きて来てお風呂に入ってもう一度寝るってな状態です。
2012年 05月 13日
数日前の夜のこと。美大予備校のお迎えに行った帰り道、Azuがドラッグストアに立ち寄ってほしいと言い出した。
『ね、約束して!ともには絶対ゼッタイにナイショね。』 な、何なんだ、こんな深夜にドラッグストア、しかも母に内緒だなんて。 Azuが高校生になってから、ともちゃんとAzuは親子というより姉妹のような関係で、一着の服を交互に着てみたり、おソロのブーツを履いたり、そして勉強のことも恋のことも身体のことも...何だって話せる関係になっている。 ちょっと不審に思いながらも、ドラッグストアの駐車場にクルマを停めて待っていると、10分以上経ってAzuが小さな紙袋を手に店から出てきた。 『ゴメンね、ワタシみたいなコドモっぽいコがこんなの買うの?って店員さんにジロジロ見られちゃって...恥ずかしかったぁ!』 ヲイヲイ、キミ、レジ袋じゃなくて紙袋だし、ともちゃんに内緒だし、子供っぽいキミが買うと店員さんにジロジロ見られてしまうモノって、何なんだ? 『ナイショ♪』 もしかして、それって真面目なジョシコーセーが決して買わないもの? 『あ、バレちゃった?そうねぇ、T高生は買わないわね。』 あ、ソレってアレか!? ま、あんまり根掘り葉掘り追求すると嫌われてしまうので(苦笑)、話題を変えてその場をしのぐ。 そして昨夜遅く、3月13日に日付が変わる頃、“アレ”の紙袋を手にAzuがともちゃんを呼んでいる。 『とも〜!早く来て来て!』『はい、母の日のプレゼント♪明日は京都へデッサン旅行で帰るの遅くなりそうだし、今、渡しておくね!』 え、あ、そうだったのか!(苦笑) 『ええっホントに?やだ、嬉しい!』 包みを開けて、ともちゃん絶叫。 Azuがともちゃんにプレゼントした“アレ”はMAQuillAGE トゥルールージュ RS749 by SHISEIDO。 『発売された時から欲しかったのぉ。ほんとにグロスみたいだぁ〜しっとりプルプル♪うれしい♪』 僕は化粧品のこと全然知らなくて、何がどうスゴいのか今イチ分んないけど、Azuはともちゃんのすっぴんの唇の色に近い色を選んだとかで、付けてないみたいなのにしっとり感があって...普段からナチュラルメイクの母にぴったりじゃん。 なぁ、来月は父の日だろ?オレにもくれる? 『えっ、アキちゃんにルージュ?』 うん、大人っぽいワイン色ね♪...バカ、違うだろ! 『じゃぁ...つけまつげとマスカラをあげるよ。オデコにポチポチくっ付けて使って!』 おおっ、睫毛ってちょうどオレの髪の長さにピッタリ♪...って、アホか! Masaが居なくなってから、いつもこうやってイジられて女性陣の笑い者にされる僕。でも、イイよなぁ母と娘って。父親と息子はこういうのないもんなぁ...。
2012年 05月 12日
![]() 今朝、出勤前にトイレに入ったら、なんだか緋色をした可憐な花が窓から射し込む光を透かすように輝いていた。あ、キレイだな、この花。 ともちゃんに何て花?って訊ねたら『やっと気付いてくれたのね、昨日からここにあるのよ。』と笑いながら叱られた。トイレの花にすぐ気付くようなマメな男だったら、もうちょこっとはモテてもっと美人の嫁さんもらってるよな...と言いかけて、墓穴を掘りそうでやめた(爆)。 で、肝心のこの花の名前はサンブリテニア・スカーレットというらしい。ネットでちょこっと調べてみると、アフリカ原産のゴマノハグサ科のお花なんだそうで、夏の暑さに弱くて花色が今イチというジャメスブリテニア(=サマーバコパ)の欠点を改良した新品種だとか。独特のスカーレット(緋色)が珍しいし、茎のうぶ毛が銀色に輝いてる感じがポニーテールにしたブロンド女性の美しい首筋みたいで(エロ親父的表現?)いいなぁ、と。 ![]() サンルームに入ると、カヌーの陰に隠すように瑞々しいカーネーションが。カナリアンイエローに赤紫の縁取りがまるでパーティドレスみたいで素晴らしい。訊けば、まるでベゴニアみたいなこのカーネーションはともちゃんからばあちゃん(僕の母)への母の日のプレゼントなんだそうだ。 バースデーとか記念日とかを祝う習慣が全くない家で育った僕。 両親の結婚記念日、母の日...全てのイベントで欠かさず贈り物をする家に育った彼女。 こちらも新品種のC'est Bien(仏語:スバらしい!)という種類なんだそうで、中央にあしらったピンクのカーネーションに目と鼻がくっついたマスコットを挿して、ばあちゃん(母)が19年間可愛がってたトイプードルのチャーリーにしてみました、とのことで(苦笑) 僕の母は真面目で細かくて後ろ向きで“家が一番!”ってな極端に出不精なギンリョウソウみたいな人で...僕の女性のタイプと正反対。そんな彼女と真逆のおおらかでイイカゲンで前向きで“家に居ると頭が痛くなる”ってな極端に出べそなヒマワリみたいな女性を妻に選んだつもりだったけど、22年“スープの冷めない距離”で暮らしてるうちに、同じ日に同じ煮物を作って2人で大笑いする関係に(おかげで味付けの違うキンピラが2皿食卓に並ぶことも...苦笑)。 最近ではヒマワリの影響を受けたギンリョウソウがやたらめったら旅行に出掛けるようになっちゃったり、ギンリョウソウの影響を受けたヒマワリが僕のだらしなさを諌めてきたりして...意外と正反対ってお互いを尊敬し合うことが出来て相性が良いみたいだ。 今日も僕が仕事に行ってる間、庭の陽だまりで僕の悪口で盛り上がってるんだろうけど、二輪の花...嫁姑が仲良く平和なのは何よりだよなぁ、なんて思ったりもして。 ![]()
2012年 05月 11日
![]() ヲイヲイ、やってくれるなOLYMPUS!3月末にOM-Dを手に入れて、先日初めてのテスト撮影を済ませたばかりだというのに、早くも次なる一手が(苦笑) 3日前にOLYMPUSフォトパスから僕のMailに飛び込んできたニュース、それは“OLYMPUS Tough TG-1”の発表。 僕が今、愛用してる野遊びカメラはRICOH G600とCanon Powershot D-10の防水防塵カメラの2台。カヌーやカヤックなど広角側の撮影が多い時はワイドコンバージョンレンズで35mm換算22mmが得られるRICOHを、トレッキングやシュノーケリングなどさらにタフな条件が必要な時はCanonを使っていて、この2台使いは今の僕の野遊びにピッタリなんだけども、RICOHは工事現場用カメラゆえの重さとデカさ&寒さにからっきし弱いところ、Canonは35mmとフィールドでは狭すぎる広角側画角とトイカメラゆえの撮影設定の選択肢の狭さと特異な形状によるホールド性の悪さ(何度落っことしたことか!)で100%満足しているわけではない。 もちろん、野遊び...例えばカヌーイングにおいては、写真撮影じゃなく、あくまでもカヌーを漕ぐことが一番の愉しみ。カメラの保護に気を遣ったり撮影に凝る余裕はなくて、見たまま感じたままを気軽にパシャパシャ撮ることが出来るカメラがイイと思うんだけど、比較的安価で丈夫で写りが良いコンパクトデジカメってなかなかないのが現状なのだ。 一眼と比較した場合、コンデジの様々なネガティヴな要素の中でも一番気になるのはレンズの暗さ。そりゃボディが小さくて価格が安いんだから、レンズ径が小さくて暗いのは当然なんだけど、自然の姿を最もダイナミックに美しく撮影出来る“マジックアワー”に手ブレとピンぼけのオンパレードになってしまうコンデジは、たとえ軽くて丈夫であっても「野遊びカメラ」とは言えないように思う。 ![]() テレ&フィッシュアイコンバージョン/フロートストラップ/シリコンケース/45m防水プロテクタe.t.c さて、そんな中、OLYMPUSから発売のアナウンスがされた“OLYMPUS Tough TG-1”。 僕に関係する美点は次の通り。 ①防水、耐衝撃...水深12m JIS/IEC保護等級8級(IPX8) ②耐衝撃...2mの高さからの落下OK ③耐低温性...マイナス10℃まで動作可能 ④耐荷重100kgf...ポケットに入れたまま座っても大丈夫 ⑤タフな有機ELディズプレイ...反射抑制&撥水コーティング済み ⑤使用頻度が高い広角〜中望遠レンズ...4倍ズーム/25 - 200mm*1(35mm換算) ⑥一眼並みの明るさ...F-2.0 - F4.9 ⑦スーパースポーツモード...自動的にISO1600までで感度アップ。3段分のSSアップと連写が可能 ⑧ローライトモード...従来の夜景モードのスローシャッターではない「低照度環境用の撮影モード」 ⑨OM-D並みの画像エンジン...お馴染みの「TruePic Ⅵ」と「裏面照射型CMOSセンサー」で高感度&低ノイズを実現 ⑩豊富な補助レンズ...x1.7テレコンと18mmフィッシュアイ、フィルターアダプタを準備 ⑪GPS機能...電子コンパスとロガー機能 ⑫連写性能...通常の画素数で5コマ/秒、高速連写モードは60コマ/秒の超高速連写 ⑬ユニバーサル&エコデザイン...カラーユニバーサルデザイン&エコプロダクツ認証取得 *1 従来のデジタルズームみたく画像の劣化が起きない 超解像2倍ズーム。ホンマかいな? サイズはW111.5×D29.1×H66.5mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で230g。現役の2台と比較してみると... ![]() RICOH G600 Canon D10 OLYMPUS TG-1 CCD 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型 画素数 1030万 1270万 1200万 焦点距離 28〜140mm 35~105mm 25~100mm F値 F3.5-5.5 F2.8-4.9 F2.0-4.9 光学方式 屈曲式 沈胴式 屈曲式 ズーム倍率 5倍 3倍 4倍 液晶モニタ 2.7型TFT23万画素 2.5型TFT23万画素 3.0型有機EL61万画素 シャッタースピード 8〜1/1500s 15〜1/1500s 4~1/2000s ソフトウェア Mac非対応 MacOS10.4~10.5 MacOS10.3~10.7 寸法(W-H-D) 116.5x68.0x32.0 103.6x66.9x48.8 111.5×66.5×29.1 体積 253cc 311cc 216cc 重量 260g 212g 230g 防水性能 水深1m/JIS7級 水深10m/JIS8級 水深12m/JIS8級 発売は6月。価格はオープンながら推定市場価格は45,000〜50,000円らしい。 ヲイヲイ、やってくれるなOLYMPUS!夏に間に合っちゃうじゃないか! ![]()
2012年 05月 10日
![]() ただいま“レガって”*1ます。 *1 「レガる」=テレビ番組(特にテレビドラマ)が平均視聴率の不振で予定より早く打ち切られることを意味するネットスラング。2006年のドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』の歴史的不振に由来する。(wikipediaより) レガると言っても何かが打ち切りになるとかではなくて、このドラマの中古DVDボックスが手に入ったので6年ぶりに観ているという次第。 6年前の放映時はMasaはまだS中学卓球部(苦笑)。ボートなんて縁がなくて、出演者の演技のあまりのクサさとストーリー導入部分の暗さに一話しか観なかったけど、今日はすでに四話目。確かに脚本に少々難アリではあるけれども、今をときめく若手俳優陣総出演+コブクロの主題歌だし、最近すっかり少なくなったスポーツモノということで、ある意味新鮮な気持ちで楽しむことが出来ている。 mixiの情報によれば(そんな時代なんだなぁ...苦笑)、今日からW大の合宿所に入るらしい。Masaが仮入部?体験入部?で戸田漕艇場で暮らし始めるタイミングで、同じ戸田で繰り広げられる大学生の青春群像を観始めるという不思議。 奴はパワー勝負のもこみち君じゃなく、テクニック重視の松田翔太くんタイプ(試合や練習前にバナナを食べるところが同じ)だよなぁ、なんて夫婦で大いに盛り上がってます(苦笑) 3月末の引越しの時、6本あるギターは1本も持っていこうとしなかったのに、ボートの練習着やユニフォームだけは真っ先に、でもこっそりとカバンに詰めていたMasa。 でも、僕らには一切ボートのことを話してくれなかったし、入学式前からサークルの新歓コンパに行きまくって早慶レガッタも観に行けなかったらしいし、Skypeで話してる時はジャズサークルとイベントサークルに入るとか入らないとか言ってたので、ボートを続けるという目はもうないと思っていたんだけど、入学式直後にボート部を訪ねて先輩から色々と話を聞いて連絡先を告げたり、戸田に行ってエイトに乗艇したり...とボートへの情熱が小さな熾き火のように燃え続けていたようだ。 ご存知のように大学ボートの世界でトップチームのひとつであるW大漕艇部。インターハイや国体優勝、ジュニアオリンピック出場選手がゴロゴロ居て、今年入学したばかりの女子選手(Masaのひとつ下の子)が既にロンドンオリンピックへの出場が決まっているなど、そのレベルはとても高い。ある意味“体育会中の体育会”の世界ゆえ、全員が合宿所暮らしで日々練習に明け暮れることになる。 入学直後は、“楽しくて愉快な青春”を犠牲にして合宿所に入ることにかなりの抵抗があったようで『ボート部に入ったらオレの青春終わってしまうやん!』なんて苦笑してたけど、そういう“フツーの大学生の青春”は一ヶ月で少し飽きてきたようだ。 茶色のロンゲ、体育会系とは異質の風貌ゆえ、見学に行った時に同じ新入生からは先輩だと思われ、先輩たちからは冷やかしで見に来た他大学のナンパな学生に見られて、いずれも敬語で話し掛けられたらしいけど、沖縄インターハイで競い合ったライバルたちが二年生に何人か居てMasaのことを覚えてくれてたようで...居心地は決して悪くなかったようだ。 彼がいずれの青春を選ぶかに僕ら両親の介在する余地は全くないけれど、彼がボートを続けると宣言してた京大や阪大に“フラれ”て紆余曲折の末にW大に入学することになった“縁”のようなもの、そして彼にとって唯一無二...アイデンティティと言っても過言ではないボート競技という存在を大切に、良く考えて答えを出して欲しいものだと思う。 ま、彼の“ファン”の一人としては、早慶レガッタやインカレで高校時代と同じえび茶のユニフォームに身を包んで声援を浴びながら漕ぐ彼の姿をひと目見たいとは思うし、あの大応援団の地鳴りのような応援の中をスポットライトを浴びられる可能性があるのに、ああもったいない...なんて思ったりもするけれど、今は何も言わないでおこうと思う。だって4年後に『オレの青春を返せ!』なんて責められても、責任を取ることなんて出来ないんだから(苦笑) 『もしもあの頃自分にカノジョがいて、沖縄にそのカノジョが応援に来てくれたら決勝に残れたって自信があるんだ。冗談じゃなく本気で。』 『決勝に残るってことは、優勝じゃん?』 『あ、気負いすぎて予選敗退かもしれないけど(苦笑)』 先日、戸隠に向かう途中の会話の中でそう断言したMasa。心技体のどれもが100%じゃなかったんだな、まだ燃え尽きていないんだな...それゆえ真っ白な灰の中で今も小さな熾き火が静かに燃え続けているんだな。 今回の合宿所入りで小さな熾き火が大きな炎へと変わると良いなぁ、そんな期待が半分、そして一流のアスリートの凄さを体感して自らその火を消すきっかけになるのも悪くないってのが半分。これまでもそうであったように、彼の人生は全面的に彼に任せるのが一番正しい親のあり方。 ![]()
2012年 05月 09日
![]() 昨夜からONにしたままのSTRIKEALERTが今朝から鳴りまくってる。実際に作動するのを見るのはライチョウを見た御嶽山や木曽駒登山以来かな?ま、12-24MILESが光ってたからまだ少し距離はあるようだけど...クワバラクワバラ、というわけでこういう日の外遊びは全面的にキャンセルして美術館or博物館、あるいはそのどちらともってのが正しい(苦笑) まずはGW前から見たかった「岩合光昭どうぶつ写真展」@四日市博物館。 岩合さんと言えばニッポンの動物写真の第一人者でその作品を目にすることが多い写真家さんだけど、今回の展覧会はその岩合さんの写真とBradley Trevor Greive(以下、B.T.Greive)さんというオージーのキャプションのコラボが実現した「地球の宝石〜PRICELESS」のオリジナルプリントによる写真展だ。 ![]() もちろん岩合さんの写真は素晴しい!でもそれに負けず劣らずB.T.Greiveさんのキャプションが素敵で...この文体、どこかで読んだことがあるなぁって思ったら、近所のヴィレバン(Villagevanguard)で手にした「The Blue Day Book」や「The Meaning of Life」の作者だった。 ナルホドねぇ...。 写真のそばに動物の名前や撮影地の表示がなく、その写真とは直接関係がないB.T.Greiveさんの詩的なキャプションが書かれている。まさに写真と詩のコラボ...しかもその写真とメッセージは、展覧会全体を通し、僕ら人間の行動が自然界に及ぼしている影響を意識し、環境に対する認識を身近なところから見つめなおすことを求める強いメッセージとなっているところが、これまでの写真展にない試みだったように思う。 (それと同時に、美しく強いメッセージ性のある写真と文章を独りでやってのけた故・星野道夫さんのスゴさを思い知った。) ![]() 絵画や彫刻と違って、写真集を買えばオリジナルに限りなく近い絵を見られることもあって、写真展ってビミョーだとは思うけど、やはり全紙サイズのプリントの迫力は素晴らしく、ジャッカルの瞳に映る岩合さんのクルマとか...そういう細かな部分を丹念に2時間近く掛けて写真展を堪能した後は、隣にある都ホテルのカフェでホテルランチ。こういう小洒落た場所はヒジョーに苦手なんだけど、ドリンクバー付のランチはファミレス並みにリーズナブルで、しかも想像以上に美味。ホテルのラウンジ並みの気安さは写真展の図録(*「地球の宝石〜PRICELESS」)を開きながら、のんびり語り合うには恰好の場所。パンのお代わりを繰り返しながら思わずここで一時間もお喋り(苦笑) ![]() ホテルでランチした後は、ともちゃんオススメのケーキ屋さん「Jouer du Tanblan」へ。もちろんケーキにはウルサい“ ![]() カフェで美味しいケーキとダージリンを頂いた後は、三重県立美術館の榊莫山展。僕はこれまで彼の書家としての仕事しか見たことがなかったけど(*実は仕事絡みで一度お会いしたことがある)、昔から見慣れた“莫山先生っぽい”書よりも、今回多く展示されていた水墨画の美しさに感激...もっともっと画を描いて欲しかったなぁと思った。 (『ねぇ、ワタシも水墨画始めてみようかな♪』と、ともちゃん。実は彼女の書の師範は水墨画の画家でもあるので...) そんなこんなで今日のお出かけはおしまい。帰り際、西の空に沈んでいく夕陽があまりにも美しかったので、堤防に停めたARQから夕焼けを眺めて今日のデートの〆。春霞?黄砂?ぼんやりと滲んだ稜線が莫山先生の水墨画みたいで美しかったな。 ![]() 最後に、B.T.Greiveさんの言葉を少しだけ引用させてもらいます。 朝日を見つめたことがあれば、木に登ったことがあれば、 花の香りを嗅いだことがあれば、子猫を抱きあげたことがあれば、 そしてクジラのラブソングを耳にしたことがあれば、 この惑星の素晴らしさがよくわかるはずだ。 この地球に暮らすかけがえのない生き物たちを守りたいと思ったら、 まず自然の現状に目を向け、あるべき姿を思い描くことだ。 そしてささやかな一歩を踏みだそう。 いますぐ行動を起こせばまだ希望はある 美と喜びに満ちた世界を守りぬくことができるだろう。 (だってパンダのいない世界なんてつまらないもの)______B.T.Greive 動物写真と書家の2つの展覧会。 全然関係なさそうに思えたけれど、この2つの展覧会の放つメッセージはどこか似ている。それは誰もいない川の堤防にクルマを停めて、全開にした窓から西の空を淡いピンク色に染めて沈みゆく太陽に魅入るココロとどこか相通じるものを感じる...なんちゃって。 PRICELESS。 そう。それは、かけがえのないものが何なのかを理解すること。
2012年 05月 08日
![]() 今さらながらというか、季節外れだけどというか...3年前にドイツから送られて来たまま放置していたISO-TOP Extremeをセッティングしてみた。どうしてこれまで3年間も放置プレイにして使わなかったかというと...取説がほとんど写真のないドイツ語で理解出来なかったから(苦笑)。 今日は独和辞典を片手に、取付け作業に取り掛かってみた次第。 ISO-TOP Extremeは端的に言うとポップアップルーフテントの内張り。 T5 CaliforniaはVolkswagen社の自社工場で作られた初のキャンピングカーらしく、フロント以外全てのウィンドウがガス封入式のペアガラスが奢られていて、しかも全てに窓枠内蔵式のシェード付きということでで、断熱対策はほぼ完璧なんだけど、ひとたびポップアップルーフを開いてルーフテントをセッティングすると、テント生地一枚の耐候性しか持たない...ほとんど外同然になってしまう。 そこでそのテントに内張りをアドオン、というわけである。 ![]() このキルティングタイプのExtremeの他に通気性に優れたLite(Gore-Texタイプ)、ルーフテントの外側に取り付けてフライシートの役割をするアウタータイプなど、4種類のラインナップがあるんだけれど、僕が取り寄せたExtremeは防寒&防音が目的のタイプで、キルティングが幾重にも積層された厚さ1cm近い生地で、ルーフテントの内側にセットして使用する。 セッティングはフロント側はT5 Californiaに標準装備のチャイルドネット(ルーフテントから子供が転落するのを防ぐネット)のフック、サイドはベルクロ、リア側は付属のアルミレールを接着したものに吊り下げ、床面はぐるりと貼り付けたベルクロテープで固定する仕組み。 専用タイプなので、窓の位置や大きさもアウターとバッチリ揃っててイイ感じだし、特殊な加工を施してあるとはいえ、コットンキャンヴァス一枚っきりのルーフテントとは耐候性が全く違って、分厚いキルティング+アウターとインナーの隙間の空気層のおかげで静かで暖か。しかも冬の冷えと音漏れの主な原因でもあるルーフトップの通気口を避けるカタチでロフトを囲うので、相当な効果が期待出来そう...フロントウィンドウ用&サイド用ISO-LITE ExtremeとFFヒーターを併用すれば厳冬期のP泊もさらに快適になると思う。 何度も言うけど、ホンマ、季節外れな話題やねぇ(苦笑) ![]()
2012年 05月 07日
![]() 出所の判らない文章をやたらめったらシェアするのは大嫌いで、シェアばかりのウォールを見ると“自分の言葉で語れよ!”ってツッコミをいれてしまう僕なんだけど、読めば読むほどに良い言葉。思わず自分のウォールにシェアしてみた(苦笑)。 今、まさに人生の岐路に立ち、様々なことに迷っている身近な若い男性(笑)にアドバイスしたい言葉。 ま、せめて自分の息子には借り物ではない自分の言葉でアドバイスしたいと思うし、オヤジの言葉なんて元来説教臭く感じるものだから、薮から棒にこんな内容のことを言ってもココロに響くわけないから意味ないけれども、自然な流れの中で目にしてくれたらいいのにな...そう思う。 他の誰かが日本語訳したものではなく、せめて僕自身が自分の言葉で訳してみたい...そう思って、ポスターを見ながら僕自身の話し言葉で訳してみた。 これはまさに君の人生。 君が望むことを望むがままに、大好きなことだけやろう、何度でも。 何か好きになれないことがあったら、それを変えてみるといい。 仕事が好きになれないなら、やめてしまえ。 時間が足りないというなら、TVを観なければいい。 “人生をかけた恋”の相手を探しているのなら、それはやめておこう。 自分の大好きなことを始めたら、きっとその相手は君の前に現れるのだから。 あまり考えすぎるのは良くない。そう、人生ってシンプル。 ココロのおもむくままに。食事を食べる時はひと口づつよく味わうものだ。 これまで君が経験したことがない新しいモノ、知らない人との出会いに、 アタマを、その両方の腕を、そしてココロを開こう。 だって、僕らはそれぞれ違うものがあるからこそ繋がっていられるのだから。 今度、誰かに会ったら、彼らがどんなことに情熱を傾けているのか訊ねてみよう。 そして、彼らと君の夢を分かち合えばいい。 どんどん旅に出てみよう。 道に迷うことは、自分探しの助けとなるはずだ。 たった一度しかないチャンスだってある。だからこそ、しっかり掴もう。 人生ってのは、つまりは誰と出会えるのかってこと。 人生ってのは、要するに出会えた誰かと一緒になって創り出すもの。 そう、だから外に出てみよう。そして何かを始めてみよう。 人生って短い。 だからこそ、夢と共に生きてみよう。 そして君の熱い気持ちを誰かと分かち合おう。 (スペイン語学科卒による意訳?誤訳?...笑) 僕なんかとは比べ物にならない... 日本一ハイレベルなクラブでしか得られない達成感と楽しくて愉快な青春の狭間で悩む誰かさんに贈る。 Life is short. だけどもdreamとpassionのままに生きてみたら、Life is beautiful になると思うよ、きっと。
2012年 05月 06日
![]() OLYMPUS OM-D+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3+1.4x Teleconverter EC-14 撮影テスト第二回は、OLYMPUS OM-Dで切り取った伊勢湾から昇るスーパームーン。 第一回に引き続き、露出補正だけ使ってあとはデフォルトの設定のまま、全てカメラ任せで撮ってみました。実は暗闇で使うので慣れないMENUボタンが良く判らなかっただけなんだけど(苦笑) 第一回の撮影テストは春の陽光が燦々と射し込む明るい森での撮影。ま、いわゆるグッドコンディションってやつだったので、第二回は黄昏(誰そ彼)...つまり、これまでのOLYMPUS(フォーサーズ)が最も苦手としていたノイズの乗りやすい状況下で。 他メーカーの高級機のようにボタンにイルミが入らないので、E-3同様に暗闇でのボタン操作がほぼ出来ない(しかも、まだ取説を一度も開いていない。ボーイング747の操縦マニュアルか?ってぐらいに分厚いんだもん...笑)かと思っていたけれど、Human Factors(人間工学)のルールに沿った秀逸なボタン配置とタッチパネルによって感覚で扱うことが出来るのには軽い驚きを覚えた。 ![]() ただ、やはりこの悪条件下でもボディ内5軸手ブレ補正は強い味方で、僕のように腕力のないカメラマンでも1400mmレンズで普通に手ブレなしで月を手持ち撮影出来るのは嬉しい。 たぶん中級以上のフォトグラファーには、正直ただのオモチャ。でも初めて一眼を使う人やなかなか初級から抜け出せないでいるレベルの僕らには十二分な機能を備えた有難いカメラ...それぞれのレベルや撮影対象によって印象は大きく異なるだろうけど、僕的には納得の10マンエンだな(笑)
2012年 05月 05日
![]() OLYMPUS OM-D+SIGMA APO 50-500mm F4-6.3+1.4x Teleconverter EC-14 撮影テスト第一回は、OLYMPUS OM-Dで切り取った里山の自然。 デフォルトの設定のまま、全てカメラ任せで撮ってみました。実は今日初めて使うのでMENUが良くワカラナかっただけなんだけど(苦笑)。 これまで使ってきたOLYMPUS E-3(W142mm 810g)と比べると遥かに軽くて小さい(W121mm 373g)ので、フィールドでの機動性が相当にアップすることを目論んでいたけど、実際には重量のほとんどを占めていた三脚がカーボン製のGITZO mountaineer GT2531に替わったことで1110g軽くなった方が大きくて、E3→OM-Dの437gの軽量化はイマイチ体感できず(苦笑) ただ、新採用の144万ドットの内蔵EVFは解像度も利便性も視力の悪い僕にはなかなか良い感じ(やはり色味は不自然だけど...涙)で0.03秒あるタイムラグも気にならないレベルだし、新しい画像処理エンジン「TruePic VI」のおかげで高感度ノイズがほとんど気にならないレベルまで抑えられているし、何と言っても1400mmレンズを手持ちで撮っても3枚に2枚は手ブレが出ないというボディ内手ブレ補正も秀逸(世界初のピッチング、ヨーイング、縦横シフト、ローリングの5軸だ!)。 今回はデフォのC-AFのままで撮影したので毎秒4.2コマだったけど、これをOFFにすれば9コマの連写も可能なのもネイチャーフォトの分野には有難いけど、やはり暗い“梅レンズ”にテレコンを咬ませると世界最速の合焦速度を実現した自慢のAF機構「FAST AF」システムもマトモに働いてくれないようで、AFが“迷う”状態も何度かあった。 ↓この“No photoshop”な作例(笑)を見てもらうと判るけど、中級以上の人には全然物足らない“証拠写真”レベルの仕上がりでも、デフォ設定のまま&Mac+フォトショでのレタッチや補正をせずに撮りっ放しでこれだけ写れば、僕のようなビギナー~初級レベルのカメラマンを充分に満足させる性能は間違いなくあると思うし、機能的にも少なくとも2世代前のE-3と同じことは出来るのは確か、かな? 画がイマイチでも軽さという武器を生かして、重厚長大なNikonやCanonを持ち込めない領域にまで踏み込むことが出来る、というかつてのOLYMPUS OM-1が目指したジャンルに近いカメラという印象。オールマグネシウムボディでコミコミ¥94,320とコスパもそこそこ高いし(苦笑)。 写真“が”好きな人には決して勧められないけれど、写真“も”好きというアウトドアズマンに一押しでおススメなカメラです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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